ためて一気に吐き出す
時には不満に思うことや、納得のいかないこともあるでしょう。
苦しい気持ちも、愚痴をこぼしたり、大騒ぎしたりしていれば、
次第に楽になっていくものです。
しかし、その先には「惰性」しかありません。
簡単に「憂さ晴らし」はしないでください。
憤りをかみ砕いて、ぐっと飲み込むことができれば、
それがいつか物事を変える力になりますから。
(引用:覚悟の磨き方 超訳:吉田松陰 編訳:池田貴将 P-033)
2017年末から2018年頭にかけては本当に、愚痴が止まらなかったのを忘れない。言わずにはいられなかった。本当に苦痛で、仕事も辞めたくて、友達と飲んでは愚痴り、電話しては愚痴り、一人で叫び。とにかく発散し撒くていた。そうでなければ、耐えられなかった。
そんな経験もしたから、逃げたくなる気持ちも、愚痴りたくなる気持ちもすごくわかる。よく自殺のニュースなどを目にしたり、うつの方の話などを聞くと、本当にいたたまれなくなるし、ためて一気に吐き出す。ということができずに、限界を迎えてしまったのだと思う。
そうなる前に、逃げ出し、吐きだし、愚痴ることができれば。そういった相手がそばにいれば、悲しい結果にならずに済んだのではないかと思ってしまう。生きて、初めて「物事を変える力」である。だから、絶対に死んではダメだ。生きることが何よりも耐える、頑張る以前に最優先である。
でも、逃げ癖がついてしまうと、ついつい楽な方を選択してしまうのも事実である。どんどん惰性で生きてしまうのも事実である。だから可能なのであれば、できるだけため堪えて、肥やしにして、飲み込んで、変える力にしていければベストだ。
ただ、命を絶つくらいなら、堂々と投げだし、逃げ出してしまえばいいと思う。自分で限界に気づけない人もいるかもしれないから、周りの存在がすごく大切だ。
今、コロナ感染による死者が日本は世界的に見ても少なかったというニュースが多い。そして、昨年に比べて、死者数自体が減少したとの発表すらあった。でもここからコロナによる自粛が原因でビジネスが立ち行かなくなり、「死」という最悪の選択をする人がいないことを心から願いたい。
血尿ごときで弱音を言ってられない。周りにしっかりと助けてもらいながらも、皆で励まし合い、助け合いながら、乗り越えていきたい。
フュービックのミッション:
「若々しく健康に歳を取る習慣」に革命を起こす!
世の中の何かを少し変える。そんな人生を歩めるように…。
ためて一気に吐き出す