どうも!トムです。
アフターコロナで始めた取り組みの1つが【店長研修】です。
この期間に色々考えた結果。
社内の育成の仕組みが非常に大切である
という結論に至りました。
そこからコンテンツを整理し全12回の3か月に及び研修という取り組みを始めました。
本日はその第2回を行いましたので、そこからの学びをまとめます。
ざっくり読むための見出し
【店長向け研修】特殊な状況においてのお店の在り方
【第2回】内容:会社の考え方を理解しよう
今日の内容としては、
- 研修の目的
- 研修のゴール状態
- 会社の理念とミッション
- 会社の行動基準と精神
という少し内容盛りだくさんな内容を準備していました。
しかし…急な出来事があり、予定していたコンテンツをガラッと変えての第2回目にとなりました。
実際の内容は、
- セルフイントロダクション
- プレゼンテーションについて
- アフターコロナにおけるサービスの注意点
- 実店舗の例を用いて解説
という内容で行いました。
本当はこれらの根幹となるのが当初予定していた「会社の考え方」なのでこれらを優先したかったのですが、本日どうしても参加できない店長と役員が出てしまったため、全員いる状況で行いたかったのでタイムリーな内容に切り替えました。
これもこのタイミングに行いたかった内容ではあったので、いい機会でした。
「鉄は熱いうちに打て」と言いますが、今だからこそ伝わる内容も沢山あるはずです。
では1つづつ実際に行った内容を簡単にですがまとめます。
セルフイントロダクション(自己紹介)
これは前回の第1回でみんなに出していた宿題です。
お題:「初めて担当するお客様にする3分程度の自己紹介」
人生の中で一番行うプレゼンテーション。
それが「自己紹介」です。
時には、10分。
時には、3分。
時には、30秒。
限られた時間の中で自分を表現し、相手に覚えてもらえるか。
それとも「その他大勢」で終わるかは自己紹介にかかっています。かなり多くの人が、なんとなく名前を言ったりさらっと流してしまいます。
しかしこれから「個人の価値が問われる時代」なんて巷で言われている時代において、
印象に残るがいやらしくない自己紹介というのは非常に重要な武器になります。
様々なシチュエーションにおける自己紹介は、しっかりと準備をしておくに越したことはありません。
お店に来てくださったお客様にはどうやって自己紹介をするのか?
お店と関係ないところで出会った方には?
紹介のお客様には?
与えられた時間が1分だったら?
スポーツの場だったら?
1時間与えられたら?
プレゼンテーションを作るとしたら?
様々な状況を考えて、「じぶん」という価値をしっかりとプレゼンする準備は必要です。
これは以前、ソフトバンクの孫さんのプレゼンを作っていた前田鎌利さんという書家に教えて頂きました。
プレゼンテーションについて
そしてこの「自己紹介」というプレゼンテーションを取ってみてもわかるように、様々な状況や環境や相手がいます。
その状況は常に変わります。それにも関わらずいつも同じ練習をしていては成長の幅は非常に狭いです。
そして、予期せぬ事態が訪れた時に対応できません。
先ほどは自己紹介を例にしましたが、自社サービスの説明もそうでしょう。
「Dr.ストレッチってどんなお店なのか」
「パーソナルストレッチってどういう効果があるのか」
「セルフケアはどんなことができるのか」
これらすべて一種のプレゼンテーションです。
前提条件として「確かな知識」は必要ですが、どれだけ知識があっても相手に伝わらなければ意味がありません。
だから、トレーナーとしてカラダに関しての勉強は継続しつつも、どのように表現したら人に伝わるのか。
これも考えなくてはいけません。
だから、お店では様々な場面におけるプレゼンテーションの練習が欠かせないのです。
どんな仕事でもそうですがトレーナーって非常に難しいですよね。
このバランスがすげー難しい。技術いいのになーってトレーナーは沢山いる。もったいない。
アフターコロナにおけるサービスの注意点
今はほとんどのお客様が私たちに出会うのもサービスを受けるのも「久しぶり」です。
この「久しぶり」の感情をポジティブに変えるも、ネガティブに変えるも私たち次第です。
泣く泣くですが、せっかく2か月も間が空いたのです。
もう二度とこんな機会は訪れないかもしれません。(訪れて欲しくありません。)
この二度とない機会を「チャンス」に変えなくては休んでいいことはないわけです。
その為にずっとこの2か月間オンラインで知識をアップデートし、学ぶ機会を設け、解雇もせずにみんなとオープンまで準備をしてきたわけです。
それはすべて、私たちスタッフの生活を守る事。
そして、利用してくださるお客様にこれまで以上のサービスを再開後すぐに提供する為です。
それをただ営業できなかった空白の2か月間にしてしまっては、もったいない!!!!
数か月後、数年後に振り返った時にこの2か月間のクローズが転機になったと言える再開をしなくてはいけません。
その中で私たちができること。
それは今この中でもお店に足を運んでくださる1人1人にしっかりと感謝の気持ちを忘れずに、丁寧で確かなサービスを提供すること。そしてその意識を担当するトレーナーだけでなく、お店のスタッフ全員がすべてのお客様に対して持つほかありません。
そんな思いを改めて共有しました。
実店舗の例を用いて解説
そして、先日こちらのブログでは共有しましたが、僕自身のアフターコロナでの2つの体験をシェアしました。
研修を行うことでの学び
そしてこうやって研修していて学ぶのは、聞いている側よりも研修を行う側です。
上に書いたプレゼンテーションの話などを例なども用いながら、「どうしたらわかるかな」と考えながら行います。
つまり、これもプレゼンです。
そして、作ったものの順番を入れ替えてみたり、例を変えてみたりと取り組みます。
どうやってまとめたら最後腑に落とせるかなどを考えて考えて、頭が整理されます。
そしてそれを実際に実行することで、反省が残ります。そしてこうしてブログに残すことで3回以上学んでいるわけです。僕は!(笑)
「人に教える」という行為は時に人の人生を台無しにします。
「教える」という時点でここに上下が存在し、教える人と教わる人という関係があるからです。
何度も何度もこれを繰り返すことで、少しずつ自然と人を見下したり、マウンティングを取ったりということが起こりえます。
だから「研修」という立場を行う人選びには慎重になる必要があります。
また、1度なっても自分自身でしっかりと自分を見つめ直しつつ、周りからもフィードバックをもらい続けないと道を間違えることがあります。
偉そうに「店長研修」なんて行っている僕ですが、こういうことを忘れないようにする必要があります。
こうやってブログに書くのも自分への戒めでもあります。
自信を持つ必要はあるが、常に本当に正しいことは何なのかを考え続けなくてはいけません。
自分が正しい!と思いながらも、心のどこかで実は正しくないかもしれない。という気持ちも共存させておく必要があるのだと思います。
特に役職が付くと、人は話を聞きます。
それは「あなたの話が面白かったり、学びがあったり、価値があるかどうか」以前に、評価や昇格・昇給に影響する可能性があるからです。
だからこそ、自分の発信内容には細心の注意を払い、伝える内容だけでなく自分自身の立ち振る舞いを気を付けて行こうと思います。
今日も最後までありがとうございました。
Tom