どうも!トムです。
最近朝のランニングを再開しました。そろそろジムも行きだそうかなと検討中です。

さて、本日は昨日の「第3回 店長研修」を簡単にまとめます。

【研修】第3回 店長研修~モチベーションお化け~

概要

これまでも全内容ではありませんが、各店長研修の内容と振り返りをまとめてきました。
今回はその第3回目ということでその中で伝えた一部内容と、次回に向けての振り返りを行います。

まず簡単にこの店長研修についておさらいをすると、
シンガポールのDr.ストレッチの店長(+マネージャー、役員)向けに始めた研修です。
全部で12回。1回60~90分で構成されています。

大まかな内容としては、
前半6回は会社の理念やミッションに関して行う「基礎研修」の内容をより管理者向けにかみ砕き定期的にリマインドし、理解を深めていく内容になっています。
そして後半6回は、ミーティングをする上で気を付けることや、アクションプランの立て方などより実践的なスキルの話を行います。

今回はその3回目。前半の3つ目の研修のお話です。

テーマは「モチベーション」

丁度先日のブログでも取り上げました。
この本日のテーマ「モチベーション」についての話は【仕事の説明書】という本の中でも取り上げられていました。

その本の一節をお借りすれば、

モチベーションは与えられるものではなく、奪われるものである。

このように定義づけされていました。

「仕事の説明書」~定義できないものは改善できない~

本の紹介をする際に書いたこちらのブログでも簡単にこのモチベーションについて触れました。
今日はもう少しだけ踏み込んで内容を書きたいと思います。

「モチベーションが高い」というのはいったいどういう状態の事を指すのでしょうか。
また、そのモチベーションが高い。という状態を人に見せることは非常に難しいです。
そしてモチベーションを高めようとしても、非常に難しいです。

サッカーやスポーツの世界にはモチベーションムービーなるものがあります。
これは試合の前に選手の気持ちを高めるために、一致団結させるために用いられます。
そういったものがなくても、決まった音楽を聴いたり、何かしらのルーティンがあるなどあるかもしれません。

これによってコントロールをしようとしている「気持ち」。
一般的に言われる「モチベーション」とはいったい何なのでしょうか。

セルフコントロール

この構造が理解できると「セルフコントロール」という能力が身に付きます。
これは周りの環境などの外的要因に左右されることなく、自分自身がありたい状態に【感情】をコントロールできる能力です。

嬉しい。悲しい。悔しい。負けたくない。怒り。
様々な感情が人には存在します。
この感情がある特定の状態にあることをモチベーションが高いと言ったり、モチベーションが低いと言ったりします。

この自分自身の感情がコントロールできない。
つまり周りの環境や状況、仲間。様々なものによって感情が振り回されている人を「セルフコントロール」ができていない人と言います。

きっとあなたの頭にぱっと「あ!あの人の事かな」なんて浮かぶ顔があるんじゃないでしょうか。
または「私の事だな」なんて心に刺さる人もいるんじゃないでしょうか。

人は完ぺきではありません。
どんなことが起こっても冷静で、感情をコントロール人なんてきっといないでしょう。
いたとしたら逆に少し怖いですね。
人なので多少のアップダウンはあり、外的要因にも左右されるでしょう。

でもいつも外からの物事に左右され続けることなく、
多少落ち込んでも少しでも早く立ち直り、そして出来るだけ「モチベーションが高い」そんな状態に感情を保てることは非常に大切な力です。

ここまでセルフコントロールには「感情」をコントロールすることが大切だと述べてきました。
しかし、残念なことに「感情」をコントールしようとしても感情はコントロールできません
内的なものであるにも関わらず「感情」もまた自分にはコントロールできないのです。

泣きたいと思って泣くわけでもなければ、怒りたいと思って起こるわけでもありません。
もちろん。演技やパフォーマンスとこのような感情を表現することはあっても、それは本心ではありません。

そこで「感情」をコントロールするために大切なのは、「考え方」と「捉え方」をコントロールすることです。
あなたが1つ起こった「事実」をどのように「捉える」かはコントロールすることが可能です。

私たちの仕事である「ストレッチ」。
これを労働と捉えただ行うのか。それとも自分の夢に繋がっている施術だと捉え取り組むのか。
同じ「1時間お客様にストレッチをする」という事実でも、向き合う際の感情は変わってくるはずです。

これが私たちが「モチベーションはお化けと一緒」というように、
見たくても見えない。
追いかけても追いかけられない。
理由です。

この構造がわかっていると「スタッフのモチベーションを上げる」という「お化けを見る」ような行動に、
明確なアクションを定めることができます。

 

この内容を「車」に例えて説明をし、加えて「自責」の話をしました。
興味がある方は聞いてください。

以上です。
今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。

Tom

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元サッカーバカ。なんでか知らないけどめちゃくちゃ楽しい人生歩んでます。 僕の考え方や発言に対する賛成反対を含めどんな意見も受け付け中! フェイスブックもフォローよろしくお願いします。
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