どうも!トムです。
本日は月初の店長たちとのミーティングからスタートでした。
コロナ前までは僕がMTGを仕切って行ってましたが、このコロナ明けからは役割をマネージャーのFadhliと分担しています。

その中で本日も改めた感じた「共通言語」の大切さについて書こうと思います。

「共通言語」なくして文化形成はなされない!!

共通言語

今日は「共通言語」について書いていきますが、もしかしたら違う会社や違う本ではちょっと違ったニュアンスや表現がされているかもしれません。
でも言いたいことは一緒だなと思うことが様々なところで書かれています。

「共通言語」を簡単に言えば…

単語やメッセージを聞いて、チームメイト全員が同じビジョンをみられること

であると思います。
(もうちょっといい表現がありそうなので、またいい表現が見つかれば書き換えます。)

どういうことかと言えば、
フュービックの行動基準にある「気持ちがいい」という言葉があります。
この「気持ちがいい」という言葉を聞いても人それぞれに違う感覚があるはずです。

しかしフュービックの中で言う「気持ちがいい」とはどういうことなのか。
そのビジョンをチームつまりここでは社員全員が一緒である必要があります。
だから1つ1つの言葉の意味、目指すモノを詳細まで説明します。
社内で大切にしていること、価値観を単語を聞いてすぐにわかるようになる必要があります。

例えば、
「早く提出してください!」と言われた時に、「早く」の速さは人それぞれ捉え方が違います。
1時間以内に提出するのを早いと思う人もいれば、3日以内が早い対応と思う人もいるかもしれません。
そういった中でこの「早く」の共通認識を合わせる必要があります。

スポーツの世界でも「言語化」は鍵

そして先日シンガポールのサッカー代表監督である吉田達磨さんが行っていたオンライン講演会に参加しました。
その中で僕らで言う「共通言語」の重要性に近い事として、「言語化」というお話をしていました。
それが非常に印象的でした。

サッカーの中での「言語化」というのは、
チームの中での共通認識を作るということ。その言語化された言葉こそが僕らで言う「共通言語」です。

こういう風に言うと、
サッカー漫画によく出てきそうな「○○ドリブル」みたいなことをイメージしてしまいそうです。(笑)
でもそういうことではないと達磨さんが補足していました。

ただその補足説明を聞いて、サッカー漫画シュートのワンシーンが頭に出てきました。
「トリプルカウンターアタック」(笑)

ネーミングはおいておいて…
こういう状況になったら、こういう風に動いて、周りはこのように連動するという共通認識がこの「トリプルカウンタアタック」という一言に込められています。
これはまさにこの3人だけの「共通言語」と言えるでしょう。

サッカーやスポーツの世界ではコンマ何秒を争う戦いが繰り広げられています。
その中で「考える」という過程は一見非常に重要なようにも感じられます。
しかしこの考える時間をどれだけ短くするかということが大切です。
その為に日々練習で、チームの中での考えを統一していくのです。

攻撃面をたまたまシュートの「トリプルカウンターアタック」が思い浮かんだの取り上げましたが、実際はもっと緻密でその中にも選択肢が存在することが多いです。
また、守備の面でも存在します。

ボール保持者にディフェンダーが近寄ることを「寄せる」と言いますが、
一言で「寄せる」と言ってもどれくらい寄せればいいのか。
それは人それぞれ感覚が違います。こういったそれぞれの感覚にだけ任させてサッカーをやっていてはせっかくのチームスポーツなのに個の戦いに陥ります。

だからどのエリアではどの程度寄せるのか。
そういったことを一言一言の中に定義していくのです。

何のために言語化し「共通言語」を作るのか

ではなぜ言語化したり、共通言語を浸透させる必要があるのでしょうか。
それは僕らの研修の中で伝えていることも、やはり達磨さんが講演会の中で言われていた事も通じると思います。
それは「文化を形成する為」です。

達磨さんの講演会では、コンセプトとゲームモデルという言葉が使われていました。
こういったところが少し「共通言語」が違っていますが、言いたいニュアンスは非常に似ているなと思い聞いていました。

勝負に勝つ、ビジネスで利益を上げるという上で、
私たちはどのようなチームや組織でありたいのかという姿が存在します。
これが「カルチャー」です。

このカルチャーを濃く浸透させるためには、
人々がわかりやすい「言語」を作りそれを浸透させることが非常に大切です。

海外に住んでいて思うことは言語とカルチャーは非常に関係があると個人的には感じています。
日本語話者のほとんどは日本人という限定がされますが、
英語話者はアメリカ人とは限りません。カナダだって、オーストラリアだって、シンガポールでもそうです。
中国語、マレー語、ドイツ語…国を跨いで言語は利用されています。

もちろん国籍毎に違いはあります。
でも言語での文化形成は非常に重要な視点であると思います。
どんな言葉を日々使っているのかは、それがどの程度物事を表現し、できるのか。それがそこで働く人々のカルチャーを育むのではないでしょうか。

だから社内の文化形成には「共通言語」の浸透はなくてはならないものであると思います。

まとまっておらず長くなりましたが、
もっとわかりやすく言語の大切さを伝えられるようになりたいな。
本日も最後までありがとうございました。

最近隙間時間を利用して書いているので、基本的に日を跨いで書くことが増えてきました。
少し書き方工夫します。
でも発信したいことが尽きないのは、良い人生を送れている証拠かな?
忙しくも充実した日々を過ごします。

Tom

ABOUTこの記事をかいた人

元サッカーバカ。なんでか知らないけどめちゃくちゃ楽しい人生歩んでます。 僕の考え方や発言に対する賛成反対を含めどんな意見も受け付け中! フェイスブックもフォローよろしくお願いします。
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