どうも!トムです。
本日は久しぶりに個人的なサッカーの話と合わせてコロナ禍でのシンガポールのサッカー事情について書こうと思います。誰得ブログですが、思い出に残しておきます。(笑)

コロナ禍のシンガポールサッカーとFC NIPPON

コロナ禍のサッカー事情

コロナの話ばかりですが、人類が誰も経験したことの無い世界的なこの大きなインパクトの状況を少しでも残しておきたいと思い、ブログに書いています。
そんな中で僕を育ててくれたものであり、今では趣味となっているサッカーについてシンガポールの状況をわかる範囲で書きたいと思います。

まずコロナの影響が大きくなり、サーキットブレーカー(通称:CB)と言われるいわゆるロックダウン期間においてはサッカーは愚か基本的には外出が禁止となりました。それが4月の頭から6月頭まで。
そこからフェーズ1と言われるまだまだ制限が非常に緩い中でCBは解除されました。

しかし、このCBとフェーズ1の期間においては全くサッカーをすることはできませんでした。
そこから6月19日よりフェーズ2へと入りさらに国内での活動に関しては規制が緩和され始めました。

サッカーに関しては、
プレーヤー5人+コーチ1人までの活動であれば可能!
簡単に言えばこのようなルールへと変わりました。

いくつかのチームがこれを6人までは可能と理解をすり替え3対3で練習したりしていましたが、こういったチームは見事に摘発されていきました。
そして今もまだフェーズ2が継続中ではありますので、この規制状態が続いています。

たった5人ですから練習は非常にできることが限られてしまいます。
これを破ると厳罰に処分されますから、グレーゾーンを攻めることはできません。
僕らの様に草サッカーを趣味でやっている人はそれでもボールが蹴れることが嬉しいのでまだいいです。

しかしこのルールはサッカーを生業にしているプロのチームにも適用されていました。
非常に過酷で苦しい環境にあったと思います。
選手としていつリーグが始まってもいいようなコンディションを整え続けることは非常に大切ですが、それ以上にメンタル面が僕は心配になってしまいます。

サッカー選手としての寿命は決して長くありません。
ましてや可能性に溢れ、チャンスが訪れる歳なんてたった数年です。
そこの短い時間で良いレールに乗れなければ一生日の目を浴びないまま、細々と選手を続け、毎年引退と向き合うしかないサッカー人生が待っています。

非常に厳しいですが、これがおそらく今シンガポールでサッカーをやっている多くの人の現実です。
その中で覚悟を決めて、大事な1年の過ごす土地にシンガポールを選んだはずです。
クラブにとってもですが、それ以上に選手にとっては非常に重要な1年です。

でもこのコロナは決して誰かのせいではなく、本当に「アンラッキー」な出来事です。
誰もこんな事態を予想することはできなかったはずです。
それは受け入れるしかない。その中で何を学び、サッカー選手としてチャンスに変えられるか。もしくは人生に生かせるかです。

今の時代SNSを介していろんな人の行動や思考の一端に触れることができます。
だからこそいろんな生き方が見えてきます。
僕が選手の時には「そんなことできなかったなー」と思いながら感心して楽しく見ている選手もいれば、余計なお世話ですが大丈夫かな?と不安になる選手もいます。

これができなければ本当にこの2020年という1年はその選手にとって一生後悔する1年になってしまうと思います。
だから偉そうではあるけど、モンテネグロとオーストラリアと短いながらもサッカーで生きようともがき、そこから沢山学び、そこから今シンガポールで責任ある立場を任せて頂き働いてる人間として一言だけ伝えたいです。

後悔するも、財産にするも今の自分のサッカーとの向き合い方です。
コロナのせいでも、クラブのせいでも、シンガポールのせいでもなくてすべては「自分」。
「自分」のために苦しい中に可能性を見出してほしいです。

 

偉そうに書きましたが、僕も今は違った立場でこのコロナに苦しみながらも、考えどうにか可能性を作り出そうともがいています。僕はこれをサッカーから、海外での経験から学びました。
きっとそれはサッカーでも、仕事でも、他の事でも変わらない事だと思っています。何か少しでも伝わったらいいなー。

そして、9月に入ってプロチームに関してはチーム練習での再会が許可されました。
きっと少しストレス面の解消もされるでしょう。
そしてそれほど遠くない未来でリーグ再会されると信じています。

早くSリーグ観に行ける日を楽しみにしています!!!

FC NIPPONも絶賛活動再開

試合前の写真

そして僕が所属するシンガポールの日本人チームであるFC NIPPON。
所属するコスモリーグはアマチュアリーグであるためまだまだ再会の目処は立ちません。
しかし、フェーズ2に入ってすぐから5人での練習を再開しています。

しかもCB期間中も2か月で300Kmランを目標に据えられ多くの選手が達成してきました。
(11人達成できなかったという理由で未だに継続中ですが…。)
本当にサッカーが大好きな人たちの集まりだなと改めて感じます。

ただ、チームの活動は再会しているものの営業再開したお店に居る時間をできるだけ長くとりたいのと、まだどの程度規制が取り締まられるかわからない恐怖と、お店への感染リスクを最小限にしたいことなどから僕自身は参加せずにいました。

ただある程度市内感染が減ったこと、
お店のオペレーションはある程度今のコロナ禍の中で慣れてきたこと、
規制の程度も読めた事、
そして最近非常に運動不足であったため3日に久しぶりに夜のチーム練習に参加してきました。

今日は絶賛筋肉痛です。
下半身の筋肉痛は予測していましたが、腹筋と腰と首とおでこという全身筋肉痛に悩まされています。
でもやっぱりサッカー最高ですね。

一緒にサッカーやりたい人募集中です。(チームホームページ

FC Nippon ~シンガポールで真剣かつ楽しく社会人サッカーをしよう~

ケガをしないようにゆっくりではありますが、僕もリーグ再会に向けて少しずつ動き出します。
Jリーグのある生活、Sリーグのある生活、サッカーのある生活。
最高です。

以上です。
長々と失礼しました。
サッカーってやっぱり素晴らしい。
本日も達磨さんとサッカーの話をし、またサッカーのすばらしさに触れていました。

本日も最後までありがとうございます。

Tom

ABOUTこの記事をかいた人

元サッカーバカ。なんでか知らないけどめちゃくちゃ楽しい人生歩んでます。 僕の考え方や発言に対する賛成反対を含めどんな意見も受け付け中! フェイスブックもフォローよろしくお願いします。
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