どうも!トムです。
またまたまた久しぶりに更新しようと思います。(笑)
待ってくださっていた方、ありがとうございます。
気ままに続けていけたらと思います。
今日は最近読んだ本の僕が気になったポイントを主観いっぱいでまとめてみようと思います。
作者が意図した通り受け取っているとは限らないので、気になる方はぜひ実際に呼んでみてください。
今日のまとめ:
結論から話すアンチクライマックス法と最後に結論を持ってくるクライマックス法。
これが使いこなせればきっとあなたもコミュニケーション上級者。でもコミュニケーションが苦手な人はアンチクライマックス法から身に付けたほうがいい!
ざっくり読むための見出し
心を操る話し方の科学「超トーク力」
話す力の向上は人生を変える
この本の作者は最近問題発言で話題のメンタリストDaiGoさんです。(笑)
その事件に関してとやかくここに書くつもりはないですが、これまでも何度かYoutubeを見たり出演されているテレビ番組などを見ていました。個人的には嫌いな人ではないです。
ご本人にお会いしたことはないので実際はどうかは知りませんが、テレビ越しに感じたことはかなり練習や考えて話をされている方なのかな?と思っておりました。コミュニケーション苦手で、サービス業とかはあまり得意そうじゃないなーというのが個人的な印象です。(笑)
多少は面接もしてきたし、サービス業で働き、多くの方に触れてきたのでそんなに間違ってないんじゃないかなーと思います。
でもテレビを見てると人々を引き付け、納得感のある話し方をされるています。多くの人がその魅力に魅了され多くの人がファンとなり、360万人のフォローワ―がいる存在にまでなれたのだと思います。
つまりDaiGoさんはメンタリストをバックボーンに、かなりの勉強と研究を経て、現在の話し方に行きついたのでしょう。そんなDaiGoさんが出す話し方の本。しかも”話し方の科学”と言われたら本屋で即決です。だってへたくそだった(と思う)人が、人よりも圧倒的なレベルで実践している人がいたら何を行っているのか気になりますよね。しかもそれが日常的に使う話すという能力だったらなおさらです。
ちょっと余談ですが、
普段よく考えることが「日常的に行うことの質を高めることが人生の質を高める」ということです。例えば、死ぬまで続ける”呼吸”。生きている以上は毎日しています。その数平均で2万回といわれています。その呼吸の質が良くなれば、体の不調が減り、頭が冴えわたり、体が軽くなり…とたくさんの良いことが起こるわけです。
このように生きてくためにやらなければいけないことの質をどう自然と向上させる習慣を作るかは非常に大切なテーマであると思います。その中の1つとして考えるのが話す・聞くのコミュニケーションです。だからコミュニケーションがテーマの本を購入することが多いです。話を戻します…
本当にDaiGoさんのような”話す”能力が身につくのだとしたら…仮に身につかなくてもDaiGoさんがどのように考えて話しているのかに触れることができるのであれば非常に面白いなと、そんなことを期待して購入しました。
本の感想と読書メモ
期待値達成度:★★★☆☆
うーん。もっとディープな内容が知りたかったなというのが本音です。
すぐに実践できそうなスキルに、たくさんの具体的な会話例が挙げられていたのでそういった意味ではこれを読んで実践してみようと思った方はコミュニケーションの1歩目は歩みだせる気がします。スキル的な話が多くもっとメンタリストとしての要素いっぱいの本にしてほしかったなというのが個人的な感想です。
でも内容は非常にシンプルでわかりやすく、実践しやすい内容なのでそういった意味ではサクサク読んでなるほどね。こんなスキルがあるのねと理解しておくには良いと思います。ここからは簡単に僕の読書メモをまとめます。
読書メモ
- 「心を動かす」というテーマの通り会話で大切なことは感情や価値観に焦点を当てる
- 感情や価値観のない会話を通して信頼が構築される
- ただ会話の内容以前にコミュニケーションの頻度が重要。目安は最低15日に1回。
- 会話において感情を引き出すコツは感情を動かすこと
- 感情を動かすテクニックとして「会話スターター」と「トゥークエッション」
- 人は会話のピークと最後だけを記憶するという「ピークエンドストーリー」を意識
- 会話でいえばピークは相手の感情が乗っているとき。エンドは後味。
- 後味を作るのは、話の聞き方。聞く6割。話す4割。
- 聞き方のカギは自尊心と承認欲求
- ダメな聞き方10(空想、議論、判断、問題解決、偽傾聴、リハーサル、独占、不意打ち、選択的傾聴、防衛的傾聴)
- 話しは説得力と説明力のテクニック「ストーリーテリング」
- ストーリーにすることで記憶に定着
- 型は「CARフレームワーク」文脈・アクション・リザルト
- 文脈は…いつ、どんな時、誰が、誰目線の、何を達成した、障害は何か
- アクションは…クライマックス法、アンチクライマックス法
- リザルトは…まとめ、結果、何を得たのか、具体的に
- クライマックス法かアンチクライマックス法かは聞き手で使い分ける
就活時代に学んだ「話し方の基本」
大学時代の私は文章を書くことは得意だと思っていました。その自身の裏付けとなっていたのは大学受験です。工業高校から国立大学というなかなか異例の進学を目指す上で必要になったのが小論文でした。この時に当時の国語の先生に手伝ってもらい、毎日800字の小論文を提出し、添削してもらうという日々を過ごし、その甲斐あって大学には無事合格。入学後も論文系の課題は基本的に良い評価をもらってきました。
当時からブログも好きで、大学生活、サッカーの大会のこと、自転車での旅、ドイツでのサッカーなどなどを書いていました。だから、就活の願書(志望動機)はなんの不安も感じていませんでした。しかしいざ就活が始まってみると、なかなか面接にすらたどり着けません。またやっとの思いでたどり着いた面接もことごとく、お祈りメールが届きます。いよいよやばいなと危機感を感じ、人材会社で働く先輩に相談しました。
時間がない先輩に指定されたのは梅田のPubでした。仕事終わりにスーツで現れ、駆け付け一杯のビールをごくごくと飲み、「さあじゃあ簡単に模擬面接でもしてみようか」と言われたのを今でも覚えています。細かい内容や私が何を話したのかは忘れてしまいましたが、「社会人かっけーなー」という感情とその時に教えてもらったPREP法だけは今でも覚えています。PREP法とは今回のDaiGoさんの本の言葉でいえば「アンチクライマックス法」に当たります。
これは履歴書にも面接でも役に立ち、社会人になった今でも意識していることです。簡単に言えば、まずは結論(Point)、そして理由(Reason)、次に例え(Example)、最後にもう一度結論(Point)で文章も話も構成すると人に伝わりやすいというものでした。この方法を知ってからは就活も順調で無事に内定をいただくこともできました。(入社せずに海外言ってしまいましたが…)
このような経験を通して、テクニックや決まった型をもっておくというのは非常に大切だと感じています。またそれを日常の中で何度も意識的に活用することで、自然と使える自分の能力になると思います。だから話すことや伝えることが苦手な人には、「アンチクライマックス法(PREP法)」はお勧めです。私もこれを知り、伝える力が飛躍的に改善されたと感じています。
学んだらやってみる
アンチクライマックス法は非常に役立ちますよ!という内容をクライマックス法で書いてみました。日常の会話の中で、これクライマックス法で話そうかなとか、これはアンチクライマックス法が良いかななんてなかなか考えずに話してしまっています。
というか、
そもそもそんな考えすらありませんでした!
でも今回のDaiGoさんの本を通してこの考え方が整理されたことは1つ大きな収穫だったかなと思っています。そして大切なことは学んだらとにかくやってみる。それが良いのか悪いのかを判断する以前にやってみてどうか?ということが非常に大切だと僕は思います。
そしてそういうことを店長たちにも普段伝えているので僕もまずは使ってみようと思ってブログを書いた次第です。(笑)相当技術がないとクライマックス法は難しいなー。
まだまだ話すことも聞くことも書くことも、コミュニケーション力を向上させていきたいので頑張ってブログも書いていこうと思います。
気ままに書きますが、どうぞ今後ともよろしくお願いします。
Tom