どうも!トムです。

シンガポールは19日からCOVID-19に対する規制はフェーズ2に入り少し街に活気が戻ってきました。
僕たちも1日遅れではありますが、20日より営業を再開しております。現状は混雑を可能な限りコントロールするべく様子を見ながらの営業再開ではあります。

しかし、本当に嬉しいことに多くのお客様がが朝の営業開始と同時に予約を入れてくださり、感極まる営業再開となりました。ここからもっといいサービスを提供できるように精進していきます。

達成するまでの過程にも拘る

日々の結果と向き合う

仕事や人生には「目標」が大小問わず存在していると思います。
今僕らのお店でも全店共通の目標を掲げて取り組んでいます。掲げた目標が毎回達成できればいいのですが、毎回そうとも限らず、達成できない日もあるでしょう。

でもここで重要なことは結果はもちろんですが、この取り組む過程です。
そもそも今日の目標を達成するために、どのような戦略を立てていたのか。そして、それは正しく実行されたのか?はたまた、何かしらの理由によって実行できなかったのか。

よくPDCAサイクルを回すと言われます。
このPDCAがしっかりと回せているのか。ということが自分の成長にとっては非常に重要です。非常に仕事の中で、成長にとっての基礎的なことですが、今日スタッフと話をしていて気になったことなので改めて書こうと思います。

トレーナーとしての結果

分かりやすいところで、トレーナーとしての話を例にしてみたいと思います。
ご来店のお客様が「腰が痛い」と言ってご来店されたとします。
その際のゴールは「痛みのないカラダ」だったとします。
もちろん。
トレーナーとしての話をするのであれば、このゴール設定が正しいのか?という議論になりそうですが、今日はPDCAの話なので、この目標設定で進ます。

では、このお客様に対してどのような検査を用いて、お客様の現状を把握するでしょうか?そしてその結果をもとに、どのように改善プロセスを考え、その内容を今日の施術に落とし込みますか?

例えば、
このお客様に立位で前屈してもらった際に地面から20㎝以上指先が離れていたとします。この数字を参考にしてみることにしました。
そして、施術を60分終えた結果…
残念ながら、痛みは消えずに、しかも驚くべきことに前屈の数字も全く変わらなかったとします。

おそらく、自分の不甲斐なさと共に、トレーナーであれば必死に考えるはずです。どうすれば、お客様のカラダを改善することができるか。また、自分の仮説の中で何が間違い、施術の何がいけなかったのか。
これは仮に変化が出たとしても、一緒です。常にどうしたらもっと良くなるか。何故今日のような結果を得られたのかを考えなくてはいけません。

ここに自分ができる成長できるチャンスがあります。
しかし、もし何も考えずに、施術してしまったらお客様の身体は改善されませんし、もし仮に改善できたとしても、自己成長はありません。
だから「ただやるのではなく」、考えるのです。

スポーツにおける結果

これはスポーツの世界でも一緒です。
目の前の相手に「今日は勝つぞー」と馬鹿みたいにただ戦っても成長はありません。もちろんそれでも時には勝つことができるでしょう。もし、遊びでやっているのであればそれで良いかもしれません。

しかし、もし高校や大学の部活として取り組み、貴重な多くの時間をせっかく費やすのであれば、そこで成長をするべきです。それは、サッカー選手としても非常に大事ですが、それ以上にこれからの社会で生きる考え方や習慣を身に付ける為にも非常に重要な機会であると思います。

相手はどんな相手なのか。自分たちの強みは何なのか。今日はどのように戦い、どんなプランを持って相手に勝つのか。そして、その中での自分の役割は何なのか。そして、どのようにその自分の役割に対して、最高の結果をもたらすのか。

そしてその日を終えて、いったい何を学んだのか。狙い通りにできたことは何か。ダメだったことは何か。小さなことでもいいから考え、振り返り、そしてそれを翌日からの練習に落とし込むのです。

今思えば、「サッカーノート」なるものを高校生の時に書いていました。
しかし、あの質が今思えば決して良い物でなかったなと思います。あの時は自分なりにベストを尽くしていましたが、まだまだ成長できる余地があったんだなと今になって感じます。

成長の習慣はどこにいても変わらない

話を仕事に戻します。
目の前の目標に対してただ取り組んで得た結果には何の価値もありません。どうやって達成するのか。何故達成・未達だったのかを振り返るのです。
結果という数字に意味を持たせられるかは、自分の取り組み方次第です。

仕事だろうと、トレーナーであろうと、スポーツだろうと…ダイエットや貯金などでもそうです。
ただやっても得られるものは少ないです。
それを終えた結果から、その過程でさらに何を得たのかが非常に重要です。

スタッフとの振り返りを繰り返して、ふと思ったことであり、自分にも改めて言い聞かせた事でした。
日々成長できる習慣を身に付けます。

Tom

 

ABOUTこの記事をかいた人

元サッカーバカ。なんでか知らないけどめちゃくちゃ楽しい人生歩んでます。 僕の考え方や発言に対する賛成反対を含めどんな意見も受け付け中! フェイスブックもフォローよろしくお願いします。
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