どうも!
シンガポール駐在員のトムです。
本日は仕事が休みだったので、シンガポールのカフェ調査をしてきました。「いつか自分でカフェを経営したい」こんな夢があるので、休みを使ってはカフェを周り、勉強しています。というと聞こえはいいですが、ただコーヒーとカフェの雰囲気が好きなだけです。
さて、ではそっそく今日行ったカフェをご紹介します。
ざっくり読むための見出し
ポール・ベーカリー&カフェ ラッフルズ・プレイス店
普段は、1店舗のみや、数店舗の小規模なオシャレなカフェを好んで行くのですが、今回はあえてフランチャイズ展開をしているカフェを選んで行ってみました。フランスの老舗ベーカリー・PAUL(ポール)は、日本にも展開するカフェです。ホープページを確認すると本家は1889年から営業する老舗のようです。ただこちら日本のホームページですが、ページはあまりこだわっておらず店舗情報以外はほとんどありません。情報化社会の現代では非常に珍しいですね。
paulのパンビュッフェ pic.twitter.com/PTyY7e9Nl7
— デブス (@aridebuta) 2018年1月26日
このツイートを見るところによると、日本では「パンビュッフェ」が食べられるようですね。
ロケーション★★★★☆
シンガポールでも数店舗展開しているようですが、今回行ってきたのは、MRT Raffles Place(ラッフルズ・プレイス)駅のすぐ近くのお店です。ラッフルズ・プレイスは金融関連のオフィスが多く立ち並ぶエリアです。平日はスーツを着たサラリーマンで賑わう場所の、MRTのエスカレーターを上がったらすぐ目の前。という最高の立地に位置しています。
目の前には、シンガポールに来たら絶対に訪れるべき絶景スポットのワン・アルティチュードへ続くエスカレーターがあります。
ただ、金融やオフィス街なだけに週末のラッフルズ・プレイスは一気に活気を失います。その為この界隈は、土日休みの店舗が多く、このPAUL(ポール)も土日は定休日のようです。この立地だと相当な家賃がするはずなのに、平日営業だけなのかといらぬ心配をしてしまいます。
店舗情報
- 住所:10 Collyer Quay,#01-01,Ocean Financial Centre,Singapore 049315
- 営業時間:平日8:00~21:00
- 電話番号:6634 9930
- ホームページ:www.paul-singapore.com
- インスタ:@paulbakery_sg
- Twitter:@PAUL_Singapore
- フェイスブック:PAUL1889.singapore
店舗の内装や雰囲気★★★☆☆
弧を描く店内はなかなか斬新なデザイン。ただ見た感じ、少し隣の人との席間隔が狭く、窮屈そうな印象を受けました。だから、今回はたまたま空いていた一番奥の席へ。そこは、少し周りと隔離され、落ち着いた雰囲気があり、作業したりゆっくり読書するには非常にいい感じ。
店内の照明は比較的明るめで、静かにゆっくり過ごす。というよりは、友達や、仲間と会話を楽しんだり、仕事のMTGの場所として利用目的が多いのかなという印象です。実際に、カフェ内でスーツの二人が落ち合って、いくつか会話をして出ていく光景を目撃しました。
音楽はかなりボリューム小さめ、横での会話がの方が大きいなと感じるくらいの音楽です。でも決して不快感はなく、普通に読書の時間を楽しめました。
全体的に、やっぱり普段行くカフェの方が特徴があったり、拘っているところが見れたりで非常に面白いなと感じます。でも、すごく場所に合わせてデザインされている感が伝わってきました。
メニューと味★★☆☆☆
まずメニューが英字新聞の作りになっていてこれはおしゃれだな!と思いました。
フードのメニューもパンを中心にバラエティー豊富に揃っている。それに加えデザートの種類も豊富です。でも、メニューに写真がないのが少し残念。どんなものが来るのか分からないので、少しドキドキして待っていました。
今回は、ランチを別のカフェで済ませて行っていたので、デザートとして「レモンクリームタルト」を注文しました。
写真の撮り方が下手だった。(笑)
正直な感想は…、「ちょっと残念。もう注文しない」です。理由は、甘さが非常に口説く、べたっとした甘さが残ります。それでいて、砂糖が強く痛い甘さ。1つ食べきれずに残してしまいました。もっとレモンだったので、もっとあっさりとした味を想像してたのに思いのほか甘すぎました。
次回は、パンにチャレンジしたい!!!
カスタマーサービス★★☆☆☆
決して「これが悪い」といった決定打があったわけではないですが、店内に入った時にスタッフが居なかったり、僕の席の近くの部分でスタッフが手すりに肘ついてしゃべっていたりで、あまりいい気はしませんでした。
こうやって接客面を見ていると、自分のお店のスタッフ達も気になります。こういう気持ちをお客様に与えていないかな。とか、こういう風に挨拶されたら気持ちがいいな。と感じることが多いです。
シンガポールに来てこのお店のサービスがすごく良かった!というのになかなか出会いません。やはり海外で差別化を図る最大のポイントは、「接客力」なのかなと思いつつ、今自分で店舗をマネジメントしている点からいえば、その育成が非常に難しいです。まだまだ勉強が必要です。
集客:SNSの活用★★☆☆☆
シンガポールは日本と違って比較的SNSが充実している印象を受けます。
- ファイスブックのいいね数4000人
- インスタ1536人
- Twitter38人
このように決して圧倒的数を誇っているわけでも、毎日定期的に更新をしているわけではないです。
Get your huat on with our ‘Black gold’ pineapple chocolate tartlet and the ‘Prosperity orange cranberry pound… https://t.co/q8IzYvSCZb
— PAUL Singapore (@PAUL_Singapore) 2018年2月1日
これでもお客様が来て、ビジネスとして成り立つということはやはりこの立地がすごく影響しているだろうな~。あとは、やはりPAUL(ポール)というブランド力の圧倒的強さを感じました。それとも各店舗ごとのプロモーションやイベント、もしくはお客様が定期的に通うような仕組みがあるのでしょうか。このあたりの集客方法は非常に気になるところです。
まとめ★★☆☆☆
久しぶりに、休みの日にこういった世界に大きく展開をするお店に行きましたが、こうやって大きく、広くビジネスを展開し、育成する難しさを非常に感じました。ただ、それをカバーし、繁盛させるのが、ブランド力だなと思います。
味しかり、デザインしかり、接客しかり、学ぶことが非常に多くありました。「いつかできたらいいな」という視点から、本当に自分でやるとしたら、という視点を持ってカフェを回ってみるとまた違った楽しさがありました。
是非、これを読んでカフェ経営者や、実業家の方、感じたことがある方はアドバイス頂けたら幸いです。なんかフツーの食レポブログとは違った路線を今後歩んでいきそうです。(笑)
もっともっとたくさんのお店に行ってみます。ではまた!
Tom Yoshida