どうも!トムです。
3連休明けの本日は店長研修からスタートでした。
いつも通り、自分の振り返りも兼ねて研修の内容の一部や学びを書いておこうと思います。
少しでもお店の店長をやられている方や、初めてマネジメントの立場にある方の参考になったら幸いです。
ちなみにこれまでの4回分の研修の内容も書いておりますので気になった方は見てみてください。
それではさっそく本日の内容に入ります。
ざっくり読むための見出し
【研修】第5回 店長研修~お金の話~
本日の研修内容
本日はこれまで同様にフュービックの「基礎研修」で行われている内容にもう少し具体例を加えて説明をしました。
それに加えて、「お金」の本来の意味がるように、私たちのお店の数字にも本来の意味があります。
店長であるお店のリーダーは、しっかりとそれらを理解することが非常に大切です。
お客様のために、そしてお店のスタッフのために「本質」を理解しましょう。
今日はこのような内容を90分で行いました。
大枠としてはこのような内容です。
- お金=価値交換ツール
- 信頼残高
- お店の数字
第5回 店長研修〜お金の話〜
無事終わり!!・お金=価値の交換ツール
・ルールと本質
・信頼残高
・お店の数字
・自分たちがアプローチ出来ることこんな話でした。
まだまだ研修のクオリティを上げられるなぁー!! pic.twitter.com/1G3fXsvUjH— トム@元サッカー選手・現在経営者 (@tomsoccerbaka) August 3, 2020
お金と信頼
お金とは…
私もそうですが、生まれた時から当たり前のように「お金」が存在していました。
何度かお札のデザインが変わったり、日本円だけでなくシンガポールドルや、ユーロ、タイバーツなど様々なお金を持ちましたが、どれも「お金」です。
しかし、昔はお金の代わりを金であったり、貝であったり、石であったりと形は異なっていました。
そしてそれを原点までたどれば、物々交換です。
つまり、本来の価値と価値の交換が原点です。
つまり、お金とは「価値交換のツール」です。
日常生活を生きているとどうしても「お金」自体に価値があると錯覚してしまいます。
しかし、あくまでもお金は価値交換のツールでしかないということをしっかりと理解する必要があります。
そしてここ最近ではクレジットカードだけでなく、PayPayやシンガポールではPay now、Pay Lahなどがあるおかげで日常生活でほとんどお金を持ち歩くことは無くなりました。
レストランやカフェに言ってもクレジットカードでピッと支払いして終わりです。
友達と食べて割り勘にしても、「後でペイラーするね。」で終わりです。
給与が給料日になると銀行振り込みで支払われます。
給料日に銀行口座の残高の数字が増えます。
そして電気代や通信料、家賃が引かれます。
さらに飲食をしたらピッと電子決済。
友達とのやり取りも電子化されています。
先月お財布に入っていたのは$100でしたが、今見たらまで$30ちょっと残っています。
それくらいいよいよお金もまた形を変えだしています。
ついにただの数字になってきました。
お金の動き
この「お金」という数字は、2つの動きをします。
- ルール
- 本質
この2つの動きを持っています。
ルールとは決まっているから払う物です。固定給や最低賃金などは国の「ルール」で定められたものや、世の中の相場で定められたものであり、その人「本来の価値」に払われているわけではありません。
そして本質で動くというのは「払う側がもらう側に、払いたくて払う」。
この状態を本質で動いたと言います。
お店でのサービスを提供し、お客様が定められた金額だから嫌々払うのか。
それともすごく良かったよ!と言って気持ちよく支払うのか。
これによって同じお金の動きではありますが、全くお金が動き意味が違います。
どんな時もお客様に「すごく良かったよ!」と思ってお金を支払っていただけるサービスを目指す必要があります。
また僕を含めて、会社が「君とはたらけてよかったよ」と給料を支払いたくなるような自分であり続けたいです。
それが僕自身の価値です。
信頼
そしてこのお金の動きに加えて増えたり減ったりしているものがあります。
それが「信頼」です。
「信頼残高」と言われるものがあります。
僕もフュービックの基礎研修でこの言葉を知り、すごく良い考え方だなと思った記憶があります。
今こうやって研修をやる立場になって改めて、考えてみたり調べてみると、英語にも同様の言葉があるようです。
英語では「Trust Balance」というようです。
この信頼残高は、日々に働き方やサービスの質、勤務態度など様々なものがお金にはならず、見えない形で貯まっています。貯めることは非常に難しいですが、失うのは本当に一瞬です。
しかし、この信頼残高なくして、新しいチャンスが訪れたり、機会が与えられることはないでしょう。
以上のような「お金」の本来の意味を理解し、「本質」に基づいた動きをすること。
そして自分自身の「価値」をしっかりと正しく知ること。
最後に「信頼」をしっかりと積み重ねること。
これらが非常に重要です。
これがわかるとスタッフの悩みを解決することがグッと簡単になるはずです。
お店の数字
次にお店の数字です。
ここは実際の研修では45分ほどかけて行っています。
実際の数字を切り取ってみたり、個人の数字をピックアップしてみたり実習も入れながら行っています。
研修の振り返りとしては、
次回はもう少し実習を入れてもいいかなと考えています。
例えば実際のお店のスタッフを一人取り上げてディスカッションしてみたり、お店の取り上げて見直してみるというのは次回以降理解しているば出来るかなと思っています。
ただ、Dr.ストレッチの店長さんやスタッフさんで興味がある方は是非直接連絡ください。(笑)
かなり絞られた範囲の話なのでクローズドのコミュニケーションで話しましょう。
ただ、ここで何が言いたいかと言うと…。
Dr.トレーニングの林さんが僕のTwitterにコメントしてくれていました。
それがここで伝えたいことです。
数字も一緒
そこに感情はない https://t.co/bnnWhtLtSE— 林泰祐 TAI 野球トレーナー (@Tai884) August 3, 2020
「結果」は「数字」。
結果の数字は何もそこの背景を見なければただの数字でしかありません。
この数字を振り返っても全く意味がありません。
大切なのは、その数字があらわす「意味」を知ることです。
例を挙げれば、スタッフの個人結果に出てくる「お客様案内人数」をいう数字はいったいどういう意味があるのでしょうか。
それが50人のスタッフと100人のスタッフと200人のスタッフではいったい何が違うのでしょうか。
多いからすごい。少ないからすごくない。
そういうことを単に振り返っても意味がなしです。そしてその意味のない振り返りは、お客様のためにならないですし、そのスタッフのためにもなりません。
そして理解しないでアクションを立てても、決して良い方向に働くことはめったにありません。
正しい関与、正しい計画、正しい行動には、正しい「理解」が不可欠です。
「解釈」が変われば「行動」が変わる。
「行動」が変われば「結果」が変わる。
「結果」が変われば「現実」が変わる。
つまり、解釈が変わらなければ現実は変わらない。ということですね。
なんかそれっぽい言葉作ってみました。(笑)
本日も最後までありがとうございました。
最後にこれまでの研修の振り返りも載せておきます。
今週はちょっとMTGとデスクワークが続きますが、来週からロープレ週間です。
楽しみだなー。
今度はシングポスト店です!また明日も頑張って投稿します。
Tom
これまでの研修
少しでも興味を持っていただいた方は、是非こちらのブログもご覧ください。