どうも!

元雑草プロサッカー選手のシンガポール駐在員トムです。

 

最近いろいろ仕事に変化がありバタバタと各店舗を動き回っている毎日を過ごしています。そんなバタバタ生活の中で昨日はある講演会を聞きに行ってきました。その講演が今の僕にとってまさに目から鱗の話だったので本日のブログにまとめます。

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人の心を動かす!大切なのは「念い」

今回の講師とテーマ

今回の講師は前田鎌利さんでした。前田さんは「社外プレゼンの資料作成術」の著者であり、ソフトバンクの孫社長のプレゼン資料を作成していた経験の持ち主。現在はこういった講演や研修を行いながら、本業は書家として活躍中のまさに「伝える」プロの方です。(詳しいプロフィールはググってください。書家の作品もたくさん出てきます。)

前田さんの講演は「さすが伝えるプロ!」と感じる素敵な講演会でした。その内容はこの先でじっくりご紹介していきます。ただこの講演は最初のたった1枚のスライドでスッと引き込まれました。そのスライドに書かれていた事…

本日の心構え

こういった講演やセミナーにいくつか参加してきましたが、参加者側に心構えを求められたのは初めてではないでしょうか。そこで掲げられた心構えが「一座建立」です。

一座建立とは…
茶道で、主客に一体感を生ずるほど充実した茶会となること。この会に顔を合わせた人々は心を合わせて、より良き会になるようにと、気持ちを尽くすということ。

こうしてそこにいた皆を惹きつけ、自分事として話を聞く姿勢を作った上で始まった講演はあっという間の2時間でした。ではここからは僕の目から鱗ポイントを元にまとめていきます。

その前に…

ちょっと今の僕の現状も知ってもらった上で本題に行こうと思います。

人の話を聞くもそう。本を読むもそう。その時の自分の悩みや思考で、それらから学ぶポイントは大きく変わると思います。だから僕と同じような現状の人にはきっと目から鱗の話になるのではないかな!

そんな念いもあってまずは僕のお話から…。

環境が変わり新しい挑戦が始まる

これまで2年間店長、そしてトレーナーとして働いてきました。しかし、それも3月15日でおしまいです。仕事内容が変わり新しい挑戦に思いを馳せる気持ちと、これまでの仕事の遣り甲斐などへの悲しさが共存している。

未来の自分にワクワクする一方で、まだ見ぬ課題に不安を抱く。自分の能力を信じる一方で、未熟さも理解している。まさに中学生が高校生になるように。高校生が大学生になるように。そして大学生が社会への1歩を踏み出すように。桜のにおいを感じています。

そしてこの時期は「出会いがあり、別れがあるもの」です。これから新しいスタートの先には多くの出会いが待っています。その1つ1つの出会いを価値あるものにするのは自分次第です。

僕はこれまでは社内のスタッフやお店に来てくださるお客様にだけ伝えればよかったです。でもこれからは全く僕らのサービスを知らない人、興味を持っていない人にも魅力を発信し、伝えなくてはいけません。そして感情を動かさなくてはいけないのです。

その伝える(プレゼン)が、社内や興味を持っている人と、全く知らない人とで同じになるでしょうか?そんなわけないですよね。前田さんもおっしゃっていました。

社内プレゼンは簡単!社外プレゼンは難しい!

そんなプレゼンのイロハも知らずに社会の荒波へ飛び出していくところでした。今回の講演で人に伝える上で大切なことに気付かせ頂きました。

  • あなたは何分で自社のサービスを説明できますか?
  • あなたの自己紹介はそれで大丈夫ですか?
  • あなたはそのプレゼンで何を伝えていますか?

このフレーズにドキッとした人にとってはまさに目から鱗のお話になるはずです。

人の心を動かす!目から鱗の3つのポイント!

①プレゼンの根底「念い」

前田さんのお話で「念い(おもい)」という字を学びました。この「念い」こそ、プレゼンの根底になくてはならないものです。 何故なら、「念い」が人の心を動かすからです。では何故「念い」が大切なのか。ちょっと考えてみてください…

ただ携帯電話を販売するためのプレゼンを営業マンと、「震災で友達の安否確認ができなかった現状を改善するために携帯電話を普及させたい!」という念いで販売している営業マン。どちらからあなたは買いたいですか?(前田さんエピソードより)

「胃の中に入ればみんな一緒」という念いのお寿司屋さんと、「自分のお寿司を通して、目の前の人を幸せにしたい」と念っているお寿司屋さん。あなたはどちらのお寿司を食べたいですか?(漫画:将太の寿司より)

お金の為に働くトレーナーのストレッチと、お客様の身体を本気で良くしたいと念い働くトレーナーのストレッチ。どちらの施術を受けたいですか?(Dr.ストレッチのトレーナーへ)

もう言いたいことはわかりますよね?どんな「念い」でプレゼンをするのか。どんな「念い」でその商品を売り込むのか。それがプレゼンの根底になくてはならないのです。

お客様の前に立てば自分が企業の顔です。お客様はあなたを見てその企業を判断します。だから社員全員が「企業理念」を理解していることが非常に大切なことなのです。なぜなら、企業理念こそ、その会社の「念い」だからです。

あなたのプレゼンや提案に、
「念い」=「企業理念」はしっかりと組み込まれていますか?伝えていますか?

 

株式会社フュービック企業理念

「人の未来を大きくする、それを応援する会社」

 

②感情をデザインする

この「感情をデザインする」こそ、今回の講習の中で1番感銘を受けた話です。まさに今まで自分が無意識に身に付いてやってきたことが、ロジカルに腑に落ちた内容です。このあたりから少しだけプレゼン技術のお話です。

基本的に社外プレゼンでのゴール状態は「商談が成立する事」。つまり決断してもらうことです。それはそこに至るまでのドラマなくして掴むことは非常に難しいです。だから相手の心が動くように、感情をデザインすることが非常に大切なのです。

どのような感情をデザインするのか。それは「共感→信頼→納得→決断」と感情が動くようにデザインするのです。ではどのように感情をデザインするのか?ということですよね。それが「課題→原因→解決策→効果」これを見せることで相手の心を動かせるのです。

感情をデザインする2段構造

①共感 → ②信頼 → ③納得 → ④決断
①課題 → ②原因 → ③解決策→ ④効果

この2段構造を理解してプレゼンすることが非常に重要なようです。

病院で例えると、

  1. 患者の身体のお悩みを明確にし、
  2. それに対する原因を究明し、
  3. どのような解決策があるかを説明し、
  4. その効果を伝え決断してもらう

Dr.ストレッチで僕らが普段やっていることと何ら変わらない。でも、そこにドラマがあるか!それが重要なのです。お客様がワクワクするような効果(機能)や、メリット、未来を見せられるか!これが非常に重要なんだなと学びました。

「リアルにイメージできる未来像を見せて自分事にする」

 

③プレゼンの技術

そして講演ではもちろんプレゼンを作成するうえで大切なことも教えてくださいました。

  • 9つの基本テクニック
  • 6つのグラフ作成術
  • 6つの画像処理の仕方
  • 10個の心を掴むテクニック

この話を元に自分のプレゼンを振り返ってみると、お粗末すぎてこれで話になりませんでした。また1から作り直そうと思います。その中からすぐに変えられるポイントで、僕がハッとしたものだけ抽出します。

飾り

プレゼンを作成する際に飾りを選ぶことが可能ですよね?(下の画像のようなもの)あなたは普段どれを選んでいますか?

ちょっとババンとデザインの入った奴?それとも、シンプルに2本の罫線のもの?周りを縁取られた物?では、それらの色は何色にしてますか?

僕はいつもなんとなくこれかな?!見たいな感じで選んでました。でも前田さんがおっしゃるベストは、「無地の白バック」。これがベストです。

理由はプレゼンには無駄なノイズを入れては相手の感情は動かせない。だから最大限ノイズを排除した「無地の白バック」最もシンプルな奴がベスト!

13文字の法則

基本的に文字は少なく絞り、文字を大きくする。これが基本のようです。単純に考えてみて確かに相手に伝えるのだから文字は大きい方がインパクトも強くて、伝わりそうですよね。

では、何故13文字なのか?ですが、これは認知心理学の短期記憶の研究から来ているそうです。13文字以内であれば読まなくても理解ができる。これが13文字の法則の理由です。こういった技術はYahoo!Japanのニューストピックなんかにも応用されているようです。

ちなみに、現代の若者は活字離れが進み、10文字以内、40代以上であれば19文字までと年齢や生活の仕方によって多少の差があるようです。つまり、自分が対象にする年齢によってもこの文字数も一定ではないということですね。

本当にプレゼンは奥が深いなと話を聞いてものすごく感じました。

もっともっとたくさんの今すぐにでも使えるプレゼン技術がありました。あなたのプレゼンはまだまだ成長できること間違いなしです。僕の言葉でこれら技術を伝えても響かないし、誤解が生まれそうです。気になった方は、「社外プレゼンの資料作成術」を参考にしてください。

前田さんからのメッセージ


あなたにとってプレゼンテーションとは?
念いを伝えるツール」です。それは、書家の活動も、プレゼンも変わらない。このようにおっしゃっていました。

赤ちゃんの時は、おぎゃーと泣けば願いを叶えてくれた。でも今は違います。ただ泣くだけじゃ叶いません。泣き方を変える、つまり伝え方を変えなくてはいけないのです。そしてその伝える上で一番大切なのがまさに「念い」です。

それは自分の中にあるからこそ、プレゼンテーションは「自分を内観」することが非常に大切なのだと感じました。これが前田さんが僕たち参加者に伝えたかったメッセージなのではないでしょうか?前出さんが伝えたかったこと当てますか?

そしてプレゼンテーションは黙っていてもうまくならない。とにかくやらなくてはいけない。自分で掴みにいかなくてはならないのです。若いうちにこのチャンスを掴んでいきたい。

今、僕には新しいスタートでそのチャンスが与えられています。ここまで読んでくれたあなたもきっとそんなチャンスが待ち構えたスタートを切ろうとしているのではないでしょうか。ワクワクする未来に思いを馳せて、今は必死に「念い」を伝えましょう。

トムメモメモ


最近読む本でも、この講演でも、お会いする人もみんなが揃えて言う言葉。それが「考えろ。頭を使え。」です。 成功なんて転がっていない。必死になって、無我夢中になって、脳みそ振り絞って初めて見えてくる世界。それを見た人が成功への道を歩むのだと思う。

僕が今この言葉と出会うのは、きっとまだまだ考えが足りていないから、もっともっと頭を使わなくてはいけないから。そう思っていろいろ考え始めると、あれもこれもとたくさんのアイディアが湧き出してくる。

フュービック精神の1つ「できると思えばできる。やれると思えばやれる。」というのがある。これが非常に大切だなと感じる今日この頃です。

自分の思考で諦めたものの解決策は絶対に振ってこない。自分の脳みそを信じてできる手段を考え抜いたとき、初めて解決できる問題となる。だから「できると思えばできる。やれると思えばやれる。」

フュービック シンガポールはここからだぞ!と言い聞かせ、夢を追い求めて今日も考える。相棒アランと毎日思いの共有が非常に大切。ワクワクする仕事をし、「人の未来を大きくする。そしてそれを応援する会社」であろう。

まとめ

今回はシンガポールで行われた前田鎌利さんの講演から学んだことを元にブログを書きました。念いのこもったプレゼンテーションがどれほどのものなのかを肌で感じた時間でした。僕のつたない文章ではなかなかあなたに伝わらなかったかと思います。

是非チャンスがあれば一度講演に参加してみてください。きっとあなたも前田さんのファンになるはずです。ファンになった方、前田さんが気になった方は、「鎌利ゼミ」もチェックしてください。プレゼンの仕方などいろいろな情報が手に入ります。

これからもブログを通して、シンガポールの観光地やおいしいカフェ情報はもちろん、こういった講演の感想や日々の学びも投稿していこうと思います。これからも読んで頂けたら幸いです。

またInstagramではリアルタイムでそういった写真も配信していますのでフォローお願いします。先日遂にフォローワー1000人になりました。2018年3,000人目標に頑張ります。(笑)

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本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。これからも是非こちらのブログにお立ち寄り頂き応援して頂けたら幸いです。少しでも、このブログを通して何か皆様にプラスの価値が提供できますように…

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Tom Yoshida

ABOUTこの記事をかいた人

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