どうも!シンガポールでストレッチ専門店 Dr.ストレッチの店長をしています。トムです。
ざっくり読むための見出し
2017年締めくくりの店長会(ディナー)
もうあと数日で2017年が終了します。本当にあっという間の1年でした。2店舗だったお店が3店舗になり、店長も3人となりました。それぞれがこの1年いろんなことを経験してきました。偉そうに僕が言えたことではありませんが、2号店の店長Alanは本当に大きく変化した1年だったと思います。
2号店NEX店の店長Alan
そもそも店長になる事が決まったのは1号店であるサンテックのオープン前、Alanがまだ研修生の時。研修を1番手で卒業し、号泣したアランはその後の店長プレゼンで見事当選。12月オープン予定の2号店ネックスでの店長就任が決まった。(僕が務める会社フュービックでは、店長はプレゼンで決められます。)そこから共にサンテックで働いたのは1か月間のみ、大した何かを教えてあげられぬまま2号店のオープンを迎え、店長としてお店を任された。
シフトの作り方もわからなければ、育成なんてこれっぽっちもわからない。ましてやみんなが自分と同時期に働きだしたスタッフで、トレーナーとしての経験値も変わらない。唯一違うのは、みんなより少しだけ年が上。それ以外になにもない状態での店長。過去にこういったマネジメントの経験もしてないAlanにとっては本当に大きな挑戦だったと思う。
そんな環境で問題が起こらない方がおかしい。12月に溜まった問題が、、1月に爆発した。もちろんこの問題は、Alanだけでなく会社の問題。何もわかってない状態で行った採用。いい人財ばかりが来るわけでもない。たくさんあった火種が爆発したのが1月だっただけだろう。今こそ一緒にご飯に行く頻度は月に1回程度になったが、この時はほぼ毎週ごはんに行っては話を聞いていた。
Alanの想い。葛藤。苦労。そんなことをただ聞き続けた。僕に何ができるかは分からなった。僕も苦しんでる真っ只中だったから。それでも、話を聞いてあげる事だけはできた。絶対苦しい状況だということだけは共感できたから。そして、それが発散できるだけできっと少しは荷が軽くなると思ったから。Alanが辞めてしまう事。それだけは避けたかった。会社のビジョンなんて大きなものではなく、「数年後これを笑い話にしてたいよね。」と言って終わるそんな食事会を続けていた。
そんなAlanが今では世界1のストレッチトレーナーの称号を手にし、お店の売り上げも確実に伸ばし、いいチームを作っている。やっぱりAlanにはこれだけの試練を乗り越えられる力があった。Alanじゃなかったら、確実に辞めていたと思う。本当に強くて、頼りになるおっさんだ。どんなに苦しい時も必ず最後は、「ダイジョウブデス」と言って解散していた。数少ないこの1年で覚えた日本語だと思う。
こんな素直で、成長意欲をむき出しにした36歳のおっちゃんを僕は知らない。何も天狗にならず、実績を笠に着ず、常に成長を求めている。こういうAlanの姿勢は見習いたい。Alanと働けて良かった。これからの1年もたくさん経験し、共に乗り越えていきたい。
3号店のSingpost店の店長 Diyanah
そしてもう一人の店長はDiyanah。サンテックのエース的存在でこれまで僕の店舗を支えてくれたDiyanah。もともと正義感が強く、曲がったことが嫌い。そしてはっきりと嫌なことや、自分の意見と違うことに対しては違うといえる。この1年も僕とも何度もぶつかってきた。往々にして彼女が言っていることが正しく、僕が学ぶことが多く結果だけでなく、様々な面でお店を支えてくれていた。
そんな彼女が店長プレゼンに出るといったのは、驚きと、嬉しさの反面、寂しさがあった。そして見事当選。3号店の店長就任が決まった。Alanの時と違ったのは、しっかりと伝える時間がたくさんあった事。そして少なからず僕のシンガポールでの経験値もついていた事である。1か月間週3でMTGをした。雑談から、真剣な業務引継ぎまでいろんなことを話した。
そして10月3号店シングポストがオープン。サンテックからHitomiさんとSiminとともに異動し、オープンの日を迎えた。そこからどんどん店長としての才能を開花させていった。元々向いていたのだと思う。はっきりと言える性格に、人の細かい点に気を配れる性格が見事に店長としてマッチしている。まだオープンして3か月であるが、もうお店は軌道に乗りつつある。
きっと軌道に乗ったシングポストにはもっと多くのスタッフが配属される。そうするとまた違った店長としての力量が試される。10人と15人は全く違う。でもDiyanahならきっと問題なく乗り越えるのだろうが…。2018年は完全に良き仲間でありライバルだ。お互いにいい刺激を与えあい、切磋琢磨し結果を出す。
店長と社長の忘年会
こんな素敵な2人の店長と、我らがボス 仲宗根社長と昨日は年末の焼肉パーティーでした。店長と社長でごはんに行くのはこれが初めて。今回行ったのは、日本で有名なあの焼肉店「牛角」。焼肉をつまみながら、話は大いに盛り上がりました。
辞めていったスタッフの話、自店のスタッフの話、その他くだらないことまでワイワイと騒ぎ、90分のお店に3時間も長居してました。でも、そんな雑談だった焼肉会。でもやっぱりみんな仕事の事が好きなんだな。そして頭の中では常に何かを考えているんだな。急にポロっとアイディアが出ると、みんなが意見を交換し、次々に意見が出てくる。しかもその場に仲宗根社長がいるから決断がその場で下せる。
結果、今回の店長会ディナーで2つの新しい1月からの取り組みが決定しました。これはみんなが常に頭を使ってどうしたらお店が伸びるかを考えていないとできないディスカッション。ただ賛成。だけでなく懸念材料や、ネガティブ材料もきっちり出てくる。それらの為に持ち帰りになったアイディアもいくつか。そして、その場でやろうといえる仲宗根社長。この行動力があってこその今のシンガポールだと思う。そしてそれを本社に通してOKの事実に裏で変えてくれている仲宗根社長の行動も知っているからこそ、さすがだなと思います。
過去と現在は変えられない。変えられるのは未来のみ。過去を悔やむと山ほど反省点は出てきます。これは次回以降の国の進出や、経験に生かすこととして、今はこの現象を乗り越えて、かつ大きく成長させなければいけないのが今の状況です。まさに世間一般が言うV字回復をさせなくてはいけないからこそ、全員の知恵と素早い判断、行動が必要です。それが今のシンガポールにはそろっているとおもいます。来年のこの日を笑って迎えます。
最高に楽しい時間でした。残り数日もうひと踏ん張りしよう。
牛角(Gyukaku)
おススメ度:★★★☆☆
シンガポールにも何店舗かある牛角は、日本の3000円食べ放題とは違い高級路線。ちょっとびっくりするような金額なんです。でもその中でUE Square店では食べ放題コースがあるということで、今回はこちらのお店。
食べ放題は、
$64と$84の2種類があり。アラカルトメニューも充実。
味は悪くない。特別美味しいというわけではないですが。接客サービスは、ん~笑顔なし、頼んだお水は4回目にして到着などありましたが、ローカルだとこんなもんかな?ということで、機会があればまた行ってもいいかな?というお店でした。
他の店舗にも行ってみたい。誰か連れてって!!!(笑)
Tom Yoshida