現在膝のケガの為施術ができず、多くの方にご迷惑をおかけしております。
でも今はそういうタイミングだと受け止めて、これまであまり時間を取ってできなかったスタッフとのMTGの時間に多くを費やしています。
主に、
・目標と現状の確認 それに対するアクションプランの設定
・モチベーション維持(不安を聞く・プライベートの相談に乗る…etc)
・未来を語る
このあたりが主なMTG内容でした。
先日他店舗へヘルプに言った際(施術できないので足手まといなのですがw)にそこのスタッフともMTGを行いました。
その中の一人スタッフN(通称:アリさん)。
今日はそんな彼とのMTGが僕にとってすごく勉強になったのでご紹介します。
チームを作るうえで大切なSMART GOAL
本題に入る前に…
簡単に彼の紹介をします。
アリさんは初めての仕事として僕らの仕事に入社。
元々はシンガポールにあるCCA(Co-Curricular Activity)という団体の代表に任命され、大学生の4年間2000人を動かしてきたという経歴の持ち主。
しかも、模範学生?のようなものに選ばれ、プライムミニスター(総理大臣的な人)に表彰をされている。
ん~。なんで一緒に働けているのかが不思議だ。
そしてそんな彼は今再度パートタイムスクールに通いながら勤務を続けている。
そこで彼が今学んでいるのは、【Bloom Taxonomy】というものらしいが。
僕はそれすら初めて聞いた。簡単に言えば、【Sports Psychology】の事らしい。
その内容が店長という役職において非常に必要であることだと感じたのでとことん彼から学んでみた。
今日はその中のSMART GOALについてお話してみよと思う。
チームを形成するのは一人一人の個性
チームという物質があるわけではなく、人が集まりチームを形成している。
そして私たちフュービックでもチームの作り方ついては伝えられている。
チームを作る為に大切なことは、【明確な目標設定】をすることだ。
そこへの集中力の度合いで、ただの集まりが徐々にチームとして形成されていくのだ。
フュービックの人々はフラフープゲームを思い出せば早い。
さてここでどのように全員の共通の目標(Goal)を設定するかが非常に重要になってくる。
もちろん会社として与えられたミッションがそこには存在する。
しかし、だからと言ってみんなに突然
「このお店の目標はこれだ!」と言って掲げた時に、
「よっしゃー!頑張るぞ!」となるだろうか?
答えはNoだ。絶対ならない。何故断言できるか!経験したからだ。
こうやって掲げた数字は何の意味をなさないことを味わった。
何故ならそれぞれが個人が、自分自身の人生を生きているからだ。
それぞれ個人が生きたい人生や達成したい夢、思いをしっかりとリーダーは聞き出す必要がある。
そして、その上でみんなにとって店舗の目標を達成することが自分の夢にも近づくということを見せる必要があるのである。
この各個人の目標を明確にするうえで重要なのが、SMART GOALという考え方だ。
目標設定の上で使えるSMART GOALって何?
【SMART】は以下の単語の頭文字をとったものだ。
S…Specific(明確な)
この目標はいったい何に対しての目標なのか?
それを明確にする必要がある。なんのためにこの目標を設定するのか?
まずは明確にすることから始めよう。
M…Measurable(測定可能な)
そして、それにしっかりと数字や状態を定めるのだ。
漠然としたものではなく、自分の現状と目標までの距離を測れることが理想である。
その為可能な限り数字を定めることが理想である。この段階ではとにかく理想を描こう。
A…Attainable(達成可能な)
そしてその定めた目標は達成が可能かどうかを吟味しよう。
もちろんやってみなければわからない。一見達成不可能に見えることも、工夫や取り組み次第で可能なものにも変えられる。
この可能性を検討するのがこの段階だ。
自分の達成できる道を見出そう。達成可能な目標へと定めよう。
R…Relevant(価値観に沿ったものか)
そして次は自分や、会社の価値観に現在の目標が沿ったものであるかをきちっと吟味しよう。
自分の理念や価値観から反することはやるべきではない。
その為にはまず自分が何を大切にし、どんな人生を歩みたいのかを明確にする必要があるのである。
T…Timely(タイムリーな)
最後は、そこにしっかりと時間という制約を設ける事だ。
いつまでにだ。
しっかりとこれが定まっていないと、いつまでも達成されない。
期限を決めることで脳にストレスがかかり、より自己の成長へとつながる。脳にストレスをかける大切さはフュービックの研修でも言われている。
これらの頭文字をとって【SMART GOAL】というのである。
まとめ
先日黒川社長から次のようなメッセージを頂いた。
注目を浴びるうえで注意するべき2つの事
1.自分ができた気になり成長が鈍化する
2.自分の視野が狭くなり人を誤った方向に導く可能性があること
店長であるとどうしてもスタッフ関与をしていても勘違いをしかねない。
自分ができている気になり、教える立場にあると。
しかし、まだまだ半人前で学ぶことは山ほどある。
だからこそスタッフ1人1人の言葉にも耳を傾け、1つでも多くの事をみんなから吸収し成長していきたい。
人のつながりが1番の財産である。
今日も幸せだ。
Tom Yoshida