どうも!トムです。
毎週月曜日朝はAlanおじさんとFadhiとのミーティングからスタートです。
先週も最高の1週間だったな~という振り返りから始まる一週間です。
今日も最高だった!!!
とりあえず…腹減った🤣🤣🤣🤣やっぱりシゴトがあるから人生は輝くと思う。 pic.twitter.com/kbVvD0ELOr
— トム@元サッカー選手経営者 (@tomsoccerbaka) July 12, 2020
そんな今週最初の僕の仕事は、定期サービスチェック「ロープレ」からのスタートです。
しかも本日は、ここ1年で急成長。シンガポールDr.ストレッチを代表するトレーナーになりつつある2人のトレーナーの施術を1日で受けるという幸せな日です。
今日はそんな2人から学ぶ「結果を出す人」の特徴について書こうと思います。
「結果を出すトレーナー」の3つの秘密
フィードバック
ここ最近他のブログでも度々取り上げている「フィードバック」。
やっぱり今回の経験を通しても思いました。
フィードバックを制すものは、人生を制す
ちょっと大げさかもしれませんが、それくらいの価値がフィードバックにはあると思います。
どんな小さな取り組みでも、しっかりと振り返る事。その積み重ねが人生を作っています。
もちろん大前提として、フィードバックをして行動が変わらなければ意味がありませんが、フィードバックなしの行動の変化もまた意味がありません。
フィードバックには大きく2種類あります。
「内的フィードバック」と「外的フィードバック」です。
簡単に言えば自分での振り返りと、他者からの振り返りです。
これはどちらも非常に重要です。
オススメとしては、何かを始めてすぐなどはできるだけ小まめに外的フィードバックを取り入れるほうがいいでしょう。最初のうちに細かい修正をしてもらったり、基礎を固めてもらって、少しずつ自分自身で振り返り出来るようになると成長が早いです。
仕事ではありませんが、最近これをヒシヒシと感じた出来事は「ゴルフ」です。
ゴルフを始めるとほとんどの周りの方にこういわれます。
「最初はレッスン通った方がいいよ!」
最初に変な癖がついてしまうと修正するのにすごく時間がかかるし、またそこからやり直し。
非常に効率が悪いです。少なくとも最初のベースとなる事だけはやはり多少詰めてレッスンに通う方が長い目で見て成長は早い気がします。
僕は最初レッスンに通っていなかったので、その時から変に身に付いた癖が、スイングが「アウトサイドイン」の軌道を描きます。むしろこの状態で狙った方向(本来だったら約20度くらい左)に飛んでいくようになってしまったせいで未だに修正ができていません。
脱線しました…
そして結果を出す人は、この2種類のフィードバックをうまく使い分けています。
僕がフィードバックをする際に、受け手にはいろんなタイプがいることを感じます。
- 嫌々フィードバックを聞くタイプ
- そもそもフィードバックに興味がない人
- しっかり聞いてすごくメモを取る人
- 否定されていると感じる人
- 自分の内的・外的フィードバックを行う人
などなど
そして、今回の2人はまさに内的フィードバックと外的フィードバックをほぼ同時に行い、そして自分の改善点を探しています。もちろんフィードバックには良い点もありますが、改善点もあります。
そして、大概結果を出すトレーナーほど、改善点を自ら知りたがります。
こういう人にはフィードバックをする側も、ストレートに伝えやすいので、改善する側も変化させやすいのだと思います。
今回はフィードバックの「受け手」の話でしたが、また「する側」の話もしたいと思います。
守破離
そして、それに加えて日本の茶道や武道の教えでもある「守破離」があります。
守破離(しゅはり)は、日本の茶道や武道などの芸道・芸術における師弟関係のあり方の一つであり、それらの修業における過程を示したもの。 日本において芸事の文化が発展、進化してきた創造的な過程のベースとなっている思想で、そのプロセスを「守」「破」「離」の3段階で表している。
つまり、
「守」…教えを守り実践する
「破」…教えを破り新しい形を確立する
「離」…本来の教えから離れる
この3段階です。離れられては困るのですが。(笑)
僕らの会社には最初に研修所で学ぶ基本となる技術と接客のフローが存在します。
それはこれまで多くのお客様にご利用頂く中で少しずつ確立してきた財産です。
それを少しでも早く、理解し、お客様に高いクオリティーでサービスが提供できるように常に研修自体も改良がくわえられ日々進化し続けています。
だから基本的には研修で教えることがベースにあります。
しかし、それはあくまでも「一般的に」という一番大枠であり、基本です。
だからここからさらに自分でも学び、もっと上の研修にも参加し、トレーナーとしての「自分」を理解し少しずつ確立していかなくてはいけないのです。
これをなくして勝手に自己流に変えてしまうことは、ただの怠慢であり、会社に取っても教えていないことを勝手に行っているので非常に危険です。
この線引きが目で見えるものではないので明確にすることは難しいです。
しかし、今日のロープレを受けてみても「柱」となるサービスからは外れていない。
その上で「自分」をしっかりと表現していることを非常に感じました。
キッカケ
結果を出すトレーナー最後の秘密は「キッカケ」です。
皆がみんな最初から結果を出せるわけではありません。少しずつ結果を伸ばす人もいれば急に伸びる人もいます。
それはスポーツの世界でも一緒でした。
急に爆発的に見違えるほど伸びる人がいるんです。
それは「監督が変わった」とか、「チームに新しいメンバーが加わった」とか「彼女ができた」とか様々な理由があると思います。
そんな日常での出来事を「キッカケ」にできるか。
それは個人次第です。同じ出来事が目の前に訪れてもそれを「キッカケ」にできる人と、そうでない人がいます。
今回の「コロナ」もしかりです。
これを「キッカケ」にできる人もいればそうでない人もいます。
そして、シンガポールのスタッフ達にとって日本からやってきた5人のトレーナーは1つの「キッカケ」になったと思っています。
そしてそこから変化をしたトレーナーたちが1年経ちこうして少しずつ当確を表してきています。
そういった意味ではみんなが来てくれてよかったと心から思っています。
シンガポールに来た6人の君たちへ
シンガポールに来て気づけば1年があっという間に過ぎ去りました。
そして2人目は3か月がコロナで営業できずに過ぎ去りました。
この期間で多くの日本人のお客様が帰国を余儀なくされたり、日本から入国できていないなどCB前と後でガラッと状況が変わってしまいました。
そして、いざお店が再開するとローカルのトレーナーたちがみんなを追い抜きトレーナーとして多くの信頼を集めています。
来る前のみんなに伝えていました。
僕たちは外国人であること。
そして、外国人助っ人には「圧倒的な結果」が求められます。
それはどんなプロの世界でも同じです。
サッカーの世界であれば、即レギュラーでなければ外国人選手として契約を結ばれることはありません。
多少上手いではだめなんです。「圧倒的」な差が必要です。
それでも、うまく言葉が通じなかったり、周りとの人間関係だったり、様々な要因が影響します。
そして実力がうまく発揮できない。そんな状況にも追い込まれます。
しかし、どんな状況でも「外国人」に求められるものは圧倒的な結果。
今の状況をどう捉えるか。
そしてこの現状をどう乗り越えるか。それは僕も含めた外国人に求められていることです。
プロの世界で生きるということは、海外で生きるということは、常に自分の価値が問われるということ。
それを忘れずに過ごそう。
必ず俺らにはできるはず!
最後は個人的なメッセージになってしまいましたが、今日も最高の日でした。
明日もきっと最高の日。
毎日が最高です。その中で結果を出そう。
Tom