先日のブログにも取り上げたが、キングコング西野さんが非常に面白い!
ネット書籍で彼の著書「革命のファンファーレ」が読めることを知り、さっそく購入。
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昨日勤務後のジャグジーで読み始めたところ一気に読み切ってしまった。その面白さが冷め止まぬまま現在のブログ更新に至っている。
それぐらい面白い本であったことは先に伝えておく。
時間があれば…ではなく、「時間を作って読むべき本だ」
何故こんなにも惹かれる人間なのだろう?そのヒントはこの本の中に隠されていた。
そしてこの内容と会社で伝えられている事、そして自分が重なる瞬間が多くあった。そんなことを書いてみようと思う。
キングコング西野さんから考える今からの時代を生き抜くために大切な3つの事
目次:
1.この時代を生き抜く人間力…
2.お金の話…
3.すべての数字に原因がある…
1.この時代を生き抜く人間力…
この本に以下のような1節がある。
「動物であろうと、植物であろうと、いつの世でも種として優秀なのは”年下”で、これは抗いようのない自然界のルールだ。」
以前も紹介したオンデーズ社長田中修治さんのブログにも同じようなことが書かれていたことを思い出した。
https://ameblo.jp/shuji7777/entry-12296360812.html
時代に乗り遅れた人ほど、
「最近の若者は~」という言葉を使う。そうならない為に常に外にアンテナを張り続け、受け止める必要があるのだ。
つまり重要なのは「素直」であることだ。
これは弊社フュービックでも言われ続けている事だ。変な固定概念やプライドは捨て、物事を素直に受け取り実行することが重要である。
その学ぶ相手は年上だけ、上司だけでなく、年下や、部下からも学ぶことは多いということだ。
そして、
「いつの時代も強いものではなく、環境に適用したものが生き残る」
まさに「適応能力」の重要性は日々感じている。
今こうしてシンガポールに生き残ることができているのも少なからず、文化の違いを受け入れ、適応できたからだ。
さて今の固定概念という話でいえばこんな1節もあった。
「芸人」というのは肩書ではなく、生き方の名前である。
これがまた衝撃パンチだった。
初めて聞いた。「芸人」とは生き方の名前。
だとしたら僕は自分の仕事をどのように捉えたのだろう…。
「サッカー選手」は肩書か?生き方か?
「ストレッチトレーナー」これは肩書か?生き方か?
僕の生き方って何なんだ?考えさせられた。自分の生き方をもっと明確に持ちたい。
でもこの信念が僕はキングコング西野さんに惹かれるのだと思う。
そして、
「信用」を得る為に「嘘をつかない」という言葉があった。
これが次のお金の話に繋がってくる。
2.お金の話…
フュービックで考える「お金とは」については、以前のブログで述べたのでそちらを参考にしてもらいたい。
簡単に言えば、
「お金」=「価値交換のツール」である。ということであるが、
今回この「革命のファンファーレ」の中では、
「お金」とは信頼を数値化したもの
であると述べられている。
果たしてどっちが正しいのか…。僕は両方であると思う。
実はこの「お金とは」という表現をとっても2つは微妙に違う意味をあらわしているのではないか?と思った。
黒川社長が言う「お金」は、役割の話。
キングコング西野さんが言う「お金」は、価値の話。
ではないかと思う。
つまり、「信頼」で価格(価値)が決まり、「紙幣(硬貨)」という形で交換が行われる。
どちらにしても、
黒川社長も、キングコング西野さんも両者が述べていることは、
「学校でお金の教育がされていない」ということである。
まだまだ社会で学ばなくてはならないと感じた。
奥が深い。投資も含めお金についてはもっと学びたい。
3.全ての数字に原因がある…
「成功」と「失敗」の裏にあるのは、理由と原因だけ、すべて数字。
それが昨年販売した「えんとつ町のプペル」とこの本を題材に、どのように成功を生み出したのが事細かに記されていた。
これはこれからの時代を生き残る為に非常に面白い内容であったので、是非気になる方は読んで頂きたい。
でもこれは何も出版業界に限ったものではない。
僕たちのようなサービス業も、店舗ビジネスも同じである。
毎日の数字には理由と原因が存在する。
運がいいわけではなく、自分の行動の結果が今の数字を作っている。先日シンガポールにCFOが来られお話をした時も感じた。
つまりどんな数字を作りたいのか。
そしてその為のプランを練り、アクションを起こす。そしてその結果を分析し、必要に応じて修正を加える。
時にはキングコング西野さんの様に数か月が吹き飛ぶような修正の決断も必要とされるのだろう。
このPDCAがきっちりと回せているか?自分に問い続けて生きたい。
まとめ
現代は会社ではなく各個人がみられる時代だ。
会社で働きながらも、吉田図夢という「信頼」を積み重ねて生きていきたい。
それが結果として会社に仕事を生むことにもつながるはずである。
その為に重要なことは常に会社が示してくれている。この本を読んでいても感じたフュービックは間違っていない。今の現代を生き残る為に重要なことを教えてくれている。
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その役割を店長として、シンガポールを任されている身として、シンガポールに会社文化を根付かせる役目が僕にはある。
結局は「自分の行動でしか変えられない」。
良いことに気付けた本でした。是非気になった人は一読ください。
色んな視点が転がっているので、面白いと思う。
【事実は1つ。解釈は無限。選択をするのは自分自身】
Tom Yoshida
私の会社の場合、100年以上も前に創業社長が企業理念として同じようなことを掲げています。関東大震災の後社長自ら陣頭指揮をとり、西日本のお客様に半年以上の納期延伸をお願いしながら、京浜地区に優先的に製品を収め、採算度外視で(支払に能力のないお客様からは代金を頂かない、復興にあたる人材を無料で派遣する等)震災からの復興に全面的に貢献することによって社会からの信頼や市民権を得て、その後、社会に貢献することの対価を頂けるようになり、これを機に急成長することができたという逸話が残っている。今でも一人一人の従業員みんなが一人称で語り、一人一人がそれぞれの立場で「お客様」に「精神誠意」貢献し「お客様の価値」を高めていき、その対価をいただいている。入社した頃に教えられ、30年間当たり前のように思っていたが、実は、この当たり前のことが、最近、当たり前ではなくなっているのではないかと危惧していたところです。
Drストレッチには可能性が沢山あるといつも感じています。必要としている人が沢山いると思います。(1対1の労働生産性の悪さをどうするかは永遠の課題かもしれないが。)僕の担当のトレーナーが指名料の500円を気にしていたので、心からの気持ちとして「俺は、いつも、君から6500円なんかでは買えないような(お金をいくら積んでも買えないような)ものを沢山もらっているよ。俺は、心から喜んで君には対価を支払うよ。」って答えた。また「「1時間分の代金が6000円のところを、10,000円支払っても惜しくない。」って心から言えるようなトレーナーになってね。君ならきっとなれると思うよ。」って激励したこともあります。小さな成功体験を沢山重ね自信を付け、それを糧にお客様から絶大な信頼が得られるような大きな男に成長してほしいなあっていつも願っています。
すごく心に突き刺さる言葉です。僕も含めシンガポールでの接客クオリティーの当たり前レベルが低下していたことを丁度本日の朝感じていました。しっかりと自分たちのサービスを見直し、向上に努めていきたいと思います。
10,000円でも払ってもらえるトレーナーに僕もなりたいです。
Good luck, Tom!
I have also read the book you recommended on your blog. It is really interesting for me!
インターネットが当たり前のものになって、世の中が随分変わった。レガシーなものが淘汰されていくという意味では、ここ数年で随分淘汰された。あと数年で、日本では、回線交換の電話がなくなり、ようやくIP化される。東京の三鷹で、電電公社がISDN64の実証実験をして以来、30年の年月を要した。それに比べると、ソフトウェア的な部分での変遷のスピードは速い。今や、ソフトウェアそのものは、無償のものが多く開発費は、広告収入かドネーション。価値を見いだした人が積極的にドネーションしている。(金額はas isです。)
日本の大手のメーカーでは、人事考課のしくみが変わりつつある。「主任」「係長」「課長」「部長」のような職位は10年以内になくなる。(移行措置として形式的には当面残るかもしれないが)職務毎にJob descriptionを明確に行い、成果をcomitする。その職務の価値に基づいて、賃金の額が決まり、実際の成果に基づく査定により、実際に支払われる賃金が決まるようになるはず。所謂、「職責」「職能」のようなバーチャルな要素を排除しようとしている。日本の中で話題となっている「労働基準法」の改正の本質はここにある。「残業代0法案」が本質ではない。こうなってくると、真の意味で、自身のキャリア形成とそのキャリアに基づく信頼がより重要になる。お客様の価値をどれだけ高めていく事ができ、お客様が評価いただいた対価を頂くという流れになっていくのだと思う。そういった大きな方向転換を思い起こしながら、読んでいました。
僕にその視点からあの本を読むだけの視野の広さがありませんでした。再度もう少し社会の事を勉強したうえで読んでみたいです。いつも新しい気づきをありがとうございます。