ざっくり読むための見出し
豊田章男
著:片山 修
どうも、こんにちは。
このブログに頻繁に来てくださる方、たまたま辿り着いた方。
ご覧いただきありがとうございます。
今日は【本ログ】ということで、私が最近読んだ本の記録として残しています。
基本的には、要約や感想というよりも、そもそもなぜこの本を手に取ったのか。最近どんな考えや悩みを抱えていたのかなど、前提を簡単に「はじめに」で書いています。
そして次に「本題」として、この本を読み考えた事や思い出したこと、などを1200~1500文字程度で書いています。それはもしかしたら、本のたった一言を受けて書くこともあれば、1冊を通しての事もあります。
最後に「終わりに」では、メッセージや本題で書ききれなかったことをつけ加えています。
気ままに書いていきますので、気になった人は是非本を手に取って読んで頂けたら幸いです。本は多くのきっかけを人生にもたらしてくれます。このブログも、読んでくださる方の小さなきっかけになれたら嬉しいです。
ではさっそく内容に入っていきましょう。本日の本は片山修さんの『豊田章男』です。
はじめに
誰のInstagramのストーリーだったかは忘れてしまいましたが、ストーリーを眺めていると出てきたのがこの本でした。なんとなく、この表紙をかっこいいと思い購入しました。この本の中にも出てきますが、一度「イチロー×豊田章男」の対談をテレビで見たことがありました。その時に、年収の話をしていたのですが、「なんだかかっこいいおじさんだな~」と思ってみていた記憶があります。今でこそユニクロや、ソフトバンクとか社長が長者番付に出てくるなどで非常に有名ですが、今も昔も日本を代表する企業は「TOYOTA」であると思います。その現社長である豊田章男さんの考え方に触れられる素晴らしい本です。
「仕事と助け合いと価値」
フュービックの基礎研修の中で「お金」について時間がある。今、シンガポールでは黒川社長が行わないので、私が行う必要があり、研修を行う必要がある。そんな研修を通して、私自身も言葉にし、伝えることで学ぶのである。「仕事とは、世の中の助け合いの延長である。そしてお金とは、価値交換のツールでしかない。」たった29年の人生なので、何が本当に正しいのかなんてわからないが、少なくともこれは今の僕にとっては正しいと思う。
仕事をするということは、世の中の助け合いに参加する事であり、多くの人の助け合いがあるからこそ、今の便利で豊かな生活が成り立つのだと思う。でも最近「楽して稼げます。」、「やりたくないことをして自由に生きよう。」「フリーランスのすすめ」よくこんな言葉を目にする。むしろ目にしない日はない。もちろんこうやって生きている人の中には、本当に素晴らしい価値を提供し、世の中のために貢献している人がいることは認めよう。なんだか、こういうのが好きになれない。
古い人間で、「そんなこと言っていると世の中に取り残されるぞ。」とか言われそうではあるが、いったいどんな価値を提供しているのだ。どうやって社会の助け合いの中に参加しているんだ。甚だ疑問である。「お金」の動き方が、「価値の交換のツール」としての動きではなくなっているような気がする。
個人や少数で集まり何かをするほうが、自由だし気を使わなくてもいいのかもしれない。でも、企業じゃないとできないこともあるし、世界に変革を起こせるのはやはり、強くて大きな組織だと思う。今回の日本一の会社TOYOTAの社長の話を読み、改めて、そう感じた。そして、TOYOTAを僕も応援したいと思う。何が言いたいかと言うと、豊田社長の様に、志しを持ち、働き続けたい。
「いま評価をされるのではなく、20年後、50年後に評価されることを目指そう」
終わりに
やっぱり、「カッコイイ」人でした。この本を読み終えると、「仕事頑張ろう」と何か内からこみ上げてくるものがありました。正直、豊田さんとは生まれも育ちも環境も全く違うので、参考にならないことばかりです。しかし、良いところに生まれた人であってもこれだけの努力をし、考え生きているのに、僕が少なくとも同じくらいの努力をしなければ花など咲かすことができないということは感じました。
最近少しずつ少しずつ、自分の歳を取った時にありたい姿が明確になってきました。この時代だから、いったい何をしているかは分からなくても、「カッコイイ」大人で在りたい。
Tom