どうも!
元雑草プロサッカー選手、現在雑草シンガポール駐在員のトムです。

2年前の丁度3月。Dr.ストレッチ西宮ガーデンズ店で店長としての生活がスタートしました。僕の店長人生がどんなものだったかは、「Dr.ストレッチ!2年間の店長人生」にまとめましたので興味がある方はそちらをご覧ください。

今回はこの店長期間で学んだ大切な3つの事を書こうと思います。今回も2年前の自分に送るメッセージです。これからの自分への戒めも込めて…。

先に申し上げますと、本日の内容は大変長いです。そして社内の方には関係があるかもしれませんが、いつもブログを読んでくださっている方、シンガポール ブログから来られた方からすると全く意味のない内容かもしれません。もし、興味ないなって方はこちらからシンガポールの別記事に飛んで頂ければ幸いです。

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2年間の店長生活で学んだ大切な3つの事

はじめに

店長という仕事

私が働く株式会社フュービックの店長職はプレゼンを行い、全社員よる投票によって決定するという方法を取っています。その為店長になるチャンスは開かれており、性別・年齢・学歴・経験年で左右されません。ある意味誰でも店長になる事が出来ます。

現在店長をやっている人には共感してもらえると思いますが、「店長は難しい仕事」です。それだけ学ぶことが多く、葛藤も多い仕事です。

生産現場の最先端で常に戦い続け、アルバイトや社員と共に最高のお店を作るべく日夜努力し続けます。それでもいい方向への変化は少しずつか現れず、それでいてお店が崩れるときは音を立てて崩れていく…。

初めての管理職であるからこそ、スタッフとマネジメントとの板挟みに合い、苦しむことも決して少なくない。人財育成・理念浸透・利益追求本当に様々な分野の能力が求められる役職です。

だからこそこの店長期間は非常に学ぶことが多かった2年でした。店長で直面する壁を1つ1つしっかりと超えていくことが非常に大切で、逃げた問題はさらに大きな波となって押し寄せます。しっかりとすべての出来事と向き合って乗り越えて欲しいです。

そんな最高の店長期間で学んだ事は3つです。

  1. 自分の軸を作る
  2. 夢やビジョンを語る(器の話)
  3. 頭をシンプルに、常に整理しておく

ここからこれらをもう少し具体的に解説していきます。これから店長をやる人、目指している人、そして店長をしている人の何か参考になったら幸いです…。

1.自分の軸を作る事

店長になると決断をしなくてはならないことが社員時代から格段に増えます。

この出来事は褒めるべきなのか、これは指摘するべきなのか、これは許していいのか、これはいいことなのか…。言い出したらキリがないですが、常にその瞬間瞬間での判断が求められます。でも、毎回毎回正しい判断ができるかと聞かれたらそうではないですよね。

「あの時こういったけばよかったな」、「あれ何で怒っちゃったんだろう」、「あれは許しちゃダメだったな」現在店長をやっている、もしくはやっていた人はそんな後悔をしたことが何度もあるのではないでしょうか?偉そうに言う私も山ほどあります!

でも会社は「企業理念」や「行動基準」という指標を与え方向性を示してくれています。それだけでなくフュービックでは多くの研修が整えられ、自分の判断が会社の方針と合っていたのかという確認をする機会が多く設けられています。

しかし、この会社の指標が社会の行動基準と同じかと言えば、違うこともあります。例を挙げて説明すれば、挨拶をしないことは社会で見れば決して悪いとは判断できないが、僕らの会社の行動基準は「気持ちがいい」というのがキーワードにある為、挨拶をしないことは悪い事。と分類できます。

だから店長は社員以上に「企業理念」の理解が求められ、理念浸透も重要な仕事の1つなのです。

しかし、これだけでは弱いです。「企業理念」のもとにおいてあなたがどんな理念でお店を経営しているのか。これも非常に重要な事なのです。

それぞれの人生や経験があったように人それぞれ大切にしていることが違います。そのバックグランドが違うことが自分が熱を持って話せることも変わってきます。それを明確に示し、わかりやすい人間になる事が非常に大切だと思います。

この「わかりやすい人」こそ、今回最初に学んだこととして取り上げた、「自分の軸を作る」ということなのです。店長の軸がころころ変わってはいけません。自分が本当に大切にしようと思うものをちゃんと発信し続ける必要があります。

2.夢やビジョンを語る事

この夢やビジョンを語る事の背景にあるのは、「人は変えられない」という考え方です。

フュービックの基礎研修でも学びますが、人は決して変えることができません。人は自らの動機づけでしか変化をしません。自分でコントロールできないものをコントロールしようとすれば、フラストレーションがたまりイライラしてします。

これは言葉ではわかっていても、それを理解し自分の行動に生かすのは非常に難しいことです。私もこんなことを書いていますが、ふと気づいたときに変えようとしていることがあります。これはまさにこれからの自分への戒めを込めたメッセージでもあります。

では「人は変えられない」という考え方から、「夢やビジョンを語る事」という行動につながるのかですが…。人は変えられないですが、人が変わるきっかけは与えられます。そしてそのきっかけは、「危機感」か「期待感」のどちらかであると思います。

例えば、

・「勉強しないといい大学に行けないぞ!」これが危機感!
・「いい大学に入ると自分の人生がこれだけチャンスに溢れるぞ!」と未来を見せるのが期待感!

これで勉強をするかしないかを本人が選ぶわけです。あくまでも変わる選択をするのは本人です。だから伝えても勉強しないことに腹を立ててはいけません。それはあなたの伝え方を見直すしかありません。(確かこんな内容を選択理論心理学みたいな内容に書いてあった気がします。)

ではどちらがキッカケとして正しいのかは私にはわかりませんが、未来やビジョンを語られてワクワクして取り組む方が圧倒的に楽しいです。ポジティブなエネルギーに満ち溢れます。

このポジティブなエネルギーが私たちの会社にとっては非常に大切なのです。なぜなら私たちは接客業としてサービスを提供する人であり、健康の習慣を作るサポートをしているからです。

だから私たちの会社のリーダーは「夢やビジョンを語る事」が大切であると学びました。社長をはじめ、大策取締役、橋口取締役など会社のトップの方々と話していても、ビジョンの話が非常に多いです。だからワクワクして働いている人が非常に多い会社なのだと思います。

3.頭をシンプルに、常に整理しておく事

上記の2つの事を実践するうえで大切なのが、「頭をシンプルに、常に整理しておく事」です。

店長になると毎日様々な課題を抱えます。お客様の事、スタッフの事、売上、ミーティング、経理、エリア…とにかくたくさん。流れ込んできます。それに一つ一つ答えていくわけですが、繰り返し行っているうちに「あれ?」という瞬間があるんです。

近視眼的になってしまい長期の目標を見失ってしまうんです。もっと大きな枠でとらえれば、なんのために店長になったのか、どんなお店を作りたかったのか、そんな店長になったばかりの時の気持ちを忘れてしまうのです。

目の前の目標を全力で追いかける!その一方で常に未来の在りたい姿も鮮明にイメージしている事。これが今回ここで言う「頭をシンプルに」ということです。そしてその中から今自分がすべきことに優先順位をつけ、1つまた1つと達成していくための行動を明確にすることが「整理しておくこと」です。

これのバランスがとれるようになるのに約2年がかかりました。全力に取り組んでは見失い。謝った方向に走り、人に修正をかけてもらい気が付く。また全力で走り出し、また気づく。それを繰り返してました。今でも周りからの助けは不可欠です。

しかし、私の中でこれを改善する方法が見つかりました。これを始めてから大きく道がずれなくなりました。頭がスッキリしていて、行動に迷いがなくなりました。その方法が月に1回3日間行う「ファスティング」です。

人それぞれやりに適した方法があると思いますが。たまたま始めたファスティングが私にとっては最良の手段でした。こうやって毎日少しでもお店を良くしようとするとともに、自分自身の改善も見直すことが非常に大切だと感じます。

頭はシンプルに、常に整理しておく事」でより多くの仕事ができると思います。これからに生かしていきます。

まとめ

冒頭でも書きましたが店長は本当にたくさんの事が経験できる最高の期間でした。その中で多くの失敗と、成功を繰り返し、たくさんの事を学んできました。上で3つを取り上げましたが、もっともっとあります。

この店長の経験なくして新しい挑戦はできません。これが必ず次のステップの礎になると信じています。新しい一歩をこれから踏み出すわけですが、日々「脳みそ」振り絞って頑張ります。

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Tom Yoshida

ABOUTこの記事をかいた人

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