どうも!
「もっと心に刺さる言葉が言える人になりたい」。
何を言うかじゃなくて、誰が言うかだ!そう思って今を必死に生きております。
Dr.stretch Suntec City Mallのトムです。
今日は【言葉】の話。
あなたの言葉でもしかしたら人の命すら左右するかもしれない
夕食前は必ず詩の時間
私の家族は父・母・弟の4人家族。「夕食は全員で」そういう家族でした。
そして我が家には夕食前には「詩を読む」という時間がありました。
担当は持ち回り制。
4日に1回自分の番が回ってきます。
家には何冊も詩の本があり、その中から1つの詩を選びます。
その頃は、
「なんでこんなめんどくさい事をしなきゃいけないんだろう」
そう思っていました
その時に出会ったのが、谷川俊太郎の「生きる」や、金子みすゞ、まどみちおの詩でした。
今見返してみて思うが、この時から【言葉】が好きだったのかもしれない。
家のいたるところに「言葉」が飾られていた。
トイレには相田みつをの詩や、時には新聞のコラムや、記事。
全てが母親からのメッセージでした。
本当に当時は、「めんどくせーなー」としか思ってなかった。
トイレ入って、出てきて、
「読んだ?」 読んでないよ!
それでも母親はずっと張ってた。今でも張られている。
今だから思う。本当にいい教育がなされていた。
「勉強しなさい」なんて言われた記憶はない。
でも学校の勉強や宿題よりも今の私に生きている。
だから、今でも「言葉」が好きだし、こうやってブログを書いたりするのも好きだ。
得意とかではなく、好き。
そんな僕が先日知り合いのFacebookですごく惹かれた詩を見つけた。
最近心に響いた詩
アメリカのコメディアンであるジョージ・カーリンが、
ボブ・ムーアヘッド牧師から言われた説教を引用して友人へ送ったメールだそうだ。
ビルは空高くなったが
人の気は短くなり
高速道路は広くなったが
視野は狭くなり
お金を使ってはいるが
得る物は少なく
たくさん物を買っているが
楽しみは少なくなっている
家は大きくなったが
家庭は小さくなり
より便利になったが
時間は前よりもない
たくさんの学位を持っても
センスはなく
知識は増えたが
決断することは少ない
専門家は大勢いるが
問題は増えている
薬も増えたが
健康状態は悪くなっている
飲み過ぎ吸い過ぎ浪費し
笑うことは少なく
猛スピードで運転し
すぐ怒り
夜更かしをしすぎて
起きたときは疲れすぎている
読むことは稀で
テレビは長く見るが
祈ることはとても稀である
持ち物は増えているが
自分の価値は下がっている
喋りすぎるが
愛することは稀であるどころか憎むことが多すぎる
生計のたてかたは学んだが
人生を学んではいない
長生きするようになったが
長らく今を生きていない
月まで行き来できるのに
近所同士の争いは絶えない
世界は支配したが
内世界はどうなのか
前より大きい規模のことはなしえたが
より良いことはなしえていない
空気を浄化し
魂を汚し
原子核を分裂させられるが
偏見は取り去ることができない
急ぐことは学んだが
待つことは覚えず
計画は増えたが
成し遂げられていない
たくさん書いているが
学びはせず
情報を手に入れ
多くのコンピューターを用意しているのに
コミュニケーションはどんどん減っている
ファーストフードで消化は遅く
体は大きいが
人格は小さく
利益に没頭し
人間関係は軽薄になっている
世界平和の時代と言われるのに
家族の争いはたえず
レジャーは増えても
楽しみは少なく
たくさんの食べ物に恵まれても
栄養は少ない
夫婦でかせいでも
離婚も増え
家は良くなったが
家庭は壊れている
忘れないでほしい
愛するものと過ごす時間を
それは永遠には続かないのだ
忘れないでほしい
すぐそばにいる人を抱きしめることを
あなたが与えることができるこの唯一の宝物には
1円たりともかからない
忘れないでほしい
あなたのパートナーや愛する者に
「愛している」と言うことを
心を込めて
あなたの心からのキスと抱擁は
傷をいやしてくれるだろう
忘れないでほしい
もう逢えないかもしれない人の手を握り
その時間を慈しむことを
愛し
話し
あなたの心の中にある
かけがえのない思いを
分かち合おう
人生はどれだけ
呼吸をし続けるかで
決まるのではない
どれだけ
心のふるえる瞬間があるかだ
ジョージ・カーリン引用:http://feely.jp/9763/
私がこの詩を読み感じた事
先日読んだ本にも書いてあった。
重要なことは、「足るを知る事」
自己成長を目指し、日々を生きることは非常に重要であると思う。
でもたまにはふと立ち止まって考えたい。
「今やっていることは誰の為になり、何を生んでいるのか。」
「自分の人生においてもっと重要なことがあるのではないか。」
しっかりと、考え、悩みながらも生きていきたい。
だって、
自分の人生の答えを決めるのは目の前の「誰か」ではなく。
「自分自身」だから。
そして私にも人生があるように、
一緒に働くスタッフ一人一人にも人生がある。
そのことを忘れずに一緒に働いていきたい。
そういった意味では先日の僕の行動は、
会社とお店のしか考えていなかったなと反省。
まとめ
学びや気づきが落ちているのは職場だけではない。
むしろ、仕事の外にもたくさんの学びや気づきがあると思う。
最近すごく視野が狭くなった。
外からの刺激をしっかりと受けて、
自分の仕事に生かしていこう。
良くも悪くも会社人間になっていたなと反省。
毎日が学び。
今日も幸せです。
言葉が思考を作り、現実を作る。
「はじめに言葉があった」。
もっと自分の「言葉」を意識して生活しよう。
自分へのメッセージ
あなたのいまの選択はまちがっていないとおもう。
だからもっと気負わずに、肩の力を抜いて生きればいい。
リセットはできないけど、一生取り返せない失敗なんてないと思うから。
ミスしたら取り消せばいい。
~追伸~
ヨシダ家詩の時間は、母親が朗読教室に通いはじめ、僕以外全員が通うことになり消滅しました。
本当に好奇心旺盛の母親です。
Tom Yoshida
図夢さん、「詩」や「文芸作品」は、「心豊か」にしてくれますよね。若い頃に一度読んだことがあるような作品であっても、今読み直すと、若い頃とは異なった感動もあるものです。私も、縦書きの書物に触れ、人の心の痛みを感じたり、様々な感動を味わい、心豊かになりたいものだと、改めて思いました。
徳山さん
こちらもありがとうございます。
本当に「詩」っていいですよね。僕もなんでこんなにこういう言葉に惹かれるんだろうな~と思っていたら母親の影響があることに気が付きました。
今後も気になった詩は取り上げていきます。
何かいい詩や本があれば教えてください。
お疲れ様です!
DSホワイティ梅田店の永井と申します!
最近、吉田図夢店長のブログを読むことが日々の楽しみになってきてます!
今回の詩はとても心に響きました!
僕も足るを知ること
視野を広げることをしていきます!
追伸で笑いました
永井さん
お疲れ様です。コメントありがとうございます。
そういって頂けて大変恐縮です。
常にハングリー精神を忘れずに生き続けたい、その反面で足るも知りたい。人はバランスが大切だなと感じます。
僕ももっともっと失敗を積み重ねて視野広げます。
追伸は…w
笑いが取れて光栄です。