大きな嘘の木の下で～僕がOWNDAYSを経営しながら考えていた10のウソ。～

著：田中修治

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大きな嘘の木の下で僕がOWNDAYSを経営しながら考えていた10のウソ。 [ 田中修治 ]
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どうも、こんにちは。
このブログに頻繁に来てくださる方、たまたま辿り着いた方。
ご覧いただきありがとうございます。

今日は【本ログ】ということで、私が最近読んだ本の記録として残しています。
基本的には、要約や感想というよりも、そもそもなぜこの本を手に取ったのか。最近どんな考えや悩みを抱えていたのかなど、前提を簡単に「はじめに」で書いています。
そして次に「本題」として、この本を読み考えた事や思い出したこと、などを1200~1500文字程度で書いています。それはもしかしたら、本のたった一言を受けて書くこともあれば、1冊を通しての事もあります。
最後に「終わりに」では、メッセージや本題で書ききれなかったことをつけ加えています。

気ままに書いていきますので、気になった人は是非本を手に取って読んで頂けたら幸いです。本は多くのきっかけを人生にもたらしてくれます。このブログも、読んでくださる方の小さなきっかけになれたら嬉しいです。

ではさっそく内容に入っていきましょう。本日の本は「田中修治」さんの『大きな嘘の木の下で』です。

はじめに

2020年の年始めにドラマにもなり、世の中の話題を集めた「破天荒フェニックス」は非常に面白い本であった。そしてこの著者である田中社長は私が所属する株式会社フュービックの黒川社長の親友であり、私が今の役割をまかせて頂いたその日にマリーナベイサンズの屋上でお言葉を頂いた方でもある。

そんな田中社長が先日、シンガポールNo.1のフリーペーパーであるシンガライフ主催のオンライン講演に登壇されていた。その中でこの本を「破天荒フェニックスは読んで楽しかった。という本ではあるが、真似出来る要素は非常に少ない。今回の本は明日からでもまねできる要素を沢山入れた」と話されていたのですぐに買った。

そんな私にとってのKindleで買うはじめての電子書籍である。

「スポーツと仕事とゲーム」

私は、スポーツをする感覚で働く職場を目指したいと考えている。私たちフュービックはスポーツ×IT×健康という軸でビジネスを行うと宣言をし、スポーツ経験豊富な社員が多い。私自身も、小学生から社会人になってからもずっとスポーツの現場で生きてきた。社会人としては6年目の新人に毛が生えたくらいの存在だが、スポーツ歴としては20年以上のそこそこベテランの域である。

その為、「社会では…。」とか、「仕事においてな…。」といわれても、あまりピンとこない。そろそろピンとこなきゃいけないのだろうが、やはりこれには時間がかかる。しかし、スポーツの事に例えられると納得しやすいことが多いし、非常にビジネスもスポーツに通ずるところが多いように思う。だからこそ、スポーツに打ち込む感覚で、仕事に打ち込めるそんな会社にしていきたい。

　仕事をゲームにする為には、5つの要素が必要だ。それは「成長」「育成」「バトル」「収集」「交換」。
（引用：大きな嘘の木の下で）

新しい価値観が加わった。スポーツの現場で非常に難しいのは「競争」と「協力」の共存である。先日黒川社長も講演で話されていたが、この相反するものを同時に共存させるというのが強いチームには必要になる。選手同士がポジションを奪い合い、切磋琢磨しなければいけないが、一方で全員が協力して1つの勝利を勝ち取りに行かなくてはならない。これが非常にチーム作りの中でのポイントになる。そこに、こういったゲーム要素が加わることで、店舗間での競争とチームでの協力を手助けできるのではないだろうか。

現在コロナの影響で営業ができないが、こういう時こそ改めて会社の在り方や、目指す方向性を明確にし、それをスタッフ達にわかりやすく明示して行きたい。さっそく1つ実践し、7月から次の取組みが始まろうとしている。まだまだやれることはあるはずだし、もっともっと面白い会社が作れるはずだ。この本にも書かれていた、「とにかく行動しよう」。考えながらも、行動し続けたい。