どうも!トムです。
嬉しい意味で、今週はバタバタとしていました。
10月頭に新店舗のオープンも控えており、非常にプレッシャーとワクワクとを感じる日々を過ごしています。
さて、本日はこれまでも何度かまとめてきた「Insight」についてまとめます。
ざっくり読むための見出し
【本ログ】外的自己認識に不可欠なフィードバック
これまでも何度もブログでフィードバックの重要性について書いてきました。
このフィードバックが重要であるということは「自己認識」という点以外にも非常に重要であると感じます。
しかし、本日はその中でも「自己認識」においてのフィードバックの話を「Insight」に書かれていた内容をもとにまとめたいと思います。
フィードバックはギフト
これまでのブログで「自己認識」の重要性については何度もかいてきました。
その「自己認識」というスキルには「内的自己認識」と「外的自己認識」と2種類があることもまた述べました。
その中の「外的自己認識」において他者からのフィードバックは不可欠なものです。
しかし、まずその話に入る前に前提として非常に重要なことは、自己認識には「唯一の真実があるわけではない」ということをしっかりと理解することが非常に重要です。
自分や他人の見解が複雑に織り交ざっています。
前のまとめでも書きましたが、この認識がなく「唯一の解」を求めて自省してしまうと、それは自己認識ではなく答えのない自分自身を追い詰めることにもなりかねません。
それらを理解したうえで、外的自己認識を得る手助けとなる「フィードバック」を得る必要があります。
ただ他人からの声が必ずしもフィードバックであるとは言えない。
適切なフィードバックとは…適切な人に、適切な質問をし、適切なプロセスのもとで成り立つものです。
しかし、
日常生活において「自分にとって取り返しのつかない事態まで誰も自分に教えてくれない」という事態は、
残念ながら起こりうるのです。
何故なら、最も近しい人たちでさえそうした情報はなかなか伝えてくれない。
また誰も言ってこないのだから自分は知るべきことは知っているに違いない。
このような認識のズレが自分と他人の間で起こっているからです。
これのズレを認識することができることから「フィードバックはギフト」と言われるのです。
しかしなかなかフィードバックを得られない背景には2つの障壁があります。
フィードバックを得るうえでの2つの障壁
1.言ってくれない
まずはフィードバックする側にとって「相手が聞きたくないことを伝える」というのはストレスになります。
そういった情報はよく、優しいウソに変えられたり、オブラートに包み伝えられ、ストレートに真実が伝えられないということが良くあります。
例えば、
知り合いがやっているレストランに招待を受けて食事に行ったとします。
その時の雰囲気、もしくは食事が「酷いな!」と感じたとします。
しかし、多くの場合その感想が当人にストレートに伝えられることはないでしょう。
また別の例を挙げれば先日Youtuberのラファエルさんがやっていたドッキリがあります。
お世話になっている知り合いを高級ずしに連れて行って、出てきたお寿司がスーパーの寿司だったら突っ込むのか?みたいな企画でした。
その企画の中で食べている本人は違和感に気が付きながらも、ドッキリであることが伝えられるまでは決して「まずい」とは言えずに、「おいしい!」やうまくごまかした表現をしていました。
このように他人からの声が必ずしも真実であるとは限りません。
このように望ましくないメッセージについて沈黙を保つことを「マム効果」と呼びます。
2.聞こうとしない
他人が正しくフィードバックをしてくれないマム効果に対して、フィードバックを聞こうとしないというのも障壁の1つです。フィードバックというのは往々にしていい事ばかりではありません。
時には聞きたくないような辛辣なフィードバックもあるかもしれません。
そういったことがわかっている状況において「聞こうとしない」という3つの感情があります。
- フィードバックを求める必要がない
- フィードバックを求めるべきでない
- フィードバックを求めたくない
これを防ぐ方法は、
「受け身でフィードバックを受けるのではなく、主体的にフィードバックを求めようとする」ことが考えられます。
ここでも「考え方」がフィードバックにも大きな影響を及ぼします。
そもそもどんなに良いフィードバックをもらえたとしても、受け取る側が受け取れる準備ができていないと、それを生かすことはできません。
つまり「自己認識」以前に「考え方」が重要なことは言うまでもありません。
★
そもそも他人は適切なフィードバックをすることを避け、本人も聞くことを自然と避けています。
仮にフィードバックを受けることができたとしてもそこには本人の「考え方」が関係してきます。
このようにたくさんの要素が絡み合い、適切なフィードバックというのは非常に受けずらいです。
そこでここからはフィードバックを得るために重要な3つのRについて説明していきます。
フィードバックを得るために重要な3R
- Recive:受け止める
- Reflection:向き合い
- Respond:行動する
まずはどんなフィードバックも一度受け止めるということです。
それを受けた自分の感情なども含めて受け止める。それを認めることが非常に重要です。
しかし時には自分にとっては受け入れがたいフィードバックを受けることがわかっている。そんな瞬間もあるでしょう。
そういう時でも「受け入れる」ということは非常に重要です。
その時には「自己肯定」が役に立ちます。
以前の内容で「自己肯定」が必ずしもいい影響を与えるわけではないことを述べました。
でもこのような状況に関しては非常に良い効果をもたらします。
そして受け入れた後は、その物事と「向き合う」ことです。
これも時にはすぐに受け入れがたいフィードバックもあるでしょう。
感情的な時に向き合い、行動を決めても正しい判断ができる可能性は低いです。
そんなときは時間をおいて、向き合うということも非常に大切です。
しかし目を背けることなく、向き合うことが重要です。
そして最後に「行動する」といううことです。
最終的に自分の人生を作っているのは行動です。
受け入れた上で「行動」しなくては何も変わりません。
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以上です。
「Insight」の本はまだ半分ほどです。
非常に良い本で学ぶことが多かったり、興味があることが多いのでこのようにまとめながら読み進めています。
また継続して他の本ログもかいていきます。
引き続き宜しくお願いします。
Tom
これまでの本「Insight」のまとめ