本当に幸せな人
幸せな人の心は二種類に分かれます。
ひとつは
どれだけ貧しくて、厳しい状況に置かれても、
いつもゆったりとした雰囲気でいて、
決して他人を責めたり、自分の運を呪うことのない心です。
もうひとつは、
誰に対しても、まるで家族みたいに親切で、
どこかで困っている人がいると聞けば、
もうそれだけで食事がのどを通らなくなったり、
不眠になったりするほど気を配る心です。どちらも同じ心の事です。
つまり、
自分がどれだけひどい状況に置かれても、
そのことについては考えないので、
その分、世の中の人たちにやさしくなれる。
言い換えれば、
世の中の人たちにいつもやさしくしているから
自分がどれだけひどい状況になっても
あまり気にしなくて済む、ということでもあります。ですから
自分の身の周りの事にいつも腹を立てているような人に、
「今の世の中は…」と語ってほしくないわけです。
(引用:覚悟の磨き方 超約:吉田松陰 編訳:池田貴将 P-030)
先日OWNDAYSの田中社長が、シンガポールでNo.1のフリーペーパーであるシンガライフ主催のオンライン講演会に出演されていました。私が働くフュービックの黒川社長と田中社長が仲がいいというありがたいご縁で何度かお会いさせて頂いたことがあります。そんな方の講演会ということで、夜のシンガポールを散歩しながら参加させて頂きました。その中でも「幸せ」についての話がチラッと上がってました。
そして先日、堀江さんのHIU万博に、本社フュービックの黒川社長が出演されていたので、それもシンガポールリバーを眺めながら参加していました。その中でも「幸せ」についての話が上がっていました。様々な本でも「幸せ」については説かれ、多くの講演家の方の演題にも上がっており、多種多様な考え方が存在しています。
そんなタイミングに重なって、弊社が行っている理念浸透のための研修である、次回の”基礎研修”の一部として考える「幸せの法則」についての項目を整理していました。先日参加した黒川社長が行う基礎研修(2020年2月)では、この内容は直接は扱っていなかったものの、コンテンツには入っておりました。
これは、京セラの伝説的創業者稲盛さんの「成功の法則」から応用したもので、弊社の基礎研修の中では、幸せに言い換えられて使われています。必ずしも成功=幸せではありませんが、この方程式は、幸せにも応用できるなと改めて感じます。
幸せ(成功)= 情熱(0~100) × 能力(0~100) × 考え方(-100~100)
という物です。
重要なポイントは、考え方にはマイナス100から、プラス100が存在しているということですね。それをかけるのですから、考え方が間違っていると、どれだけ能力や情熱があったとしても幸せを感じることはないし、成功することもないということをこの方程式は表しています。
詳しく知りたい方は、稲盛和夫さんの本を読んでみてください。(笑)
こういうコロナの環境だからこそ、改めて自分と向き合ういい機会になります。そして考える時間が多ければ多いほど、自分の考え方に左右されます。
吉田松陰の言葉の様に、「世の中の人たちにいつもやさしくいる」そんな仏のような人になりたいものです。まだまだ私には程遠いです。プラス100は程遠くてもせめて、プラスではおりたいものです。
「くそー。結局いつオープンできるかわからねーよ。」
「結局。We will not be able to save every job.ということかよ」
「あー。今度はスタッフに説明しなきゃ。これでも文句言われてもどーしようもないよ。」
なーんてネガティブな気持ちは、頑張って抑えて、諭します。
「シンガポーリアンの給与の一部が保証するだけでも感謝しよう。」
「まだまだビジネスが続けれれるだけでありがたい。」
でもまだまだ私には「世の中は…」なんて言う資格はありません。
俺はついてる!今日も幸せだな~
本当に幸せな人
Tom