新たな期がスタート!!~振り返りと抱負~

どうも!トムです。
10月5日に無事シンガポール6号店となるWestgate店をオープンすることができました。
より一層頑張ります!!

さて実は9月末で会社としては期が終わっておりました。
こういった節目は非常に大切ですね。
ちょっと簡単にでも振り返り残しておこうと思います。

第4期の振り返り

Novena店のオープン

前々期は引継ぎからの変革を加えた年でした。
そこからその結果が少しずつ形となり現れだしたのが第4期でした。
第3期の最後に僕にとって初めての出店を経験しました。

その店舗の成功が見えたので、前期はNovenaに5号店の出店からスタートでした。
どちらかといえば10月から12月は順調で、店舗も人も増え会社が少しずつ前に進みだした感覚がありました。

もちろんその中でまだまだたくさんの課題を抱えていたのでそれを一つずつ乗り越えながら進む道は忙しくありながらも一昨年のそれとは違い非常に前向きで毎日が楽しく感じていました。
そんな中で4月頃から調べ始めていたマレーシアの出店に向けて動き出したのが昨年12月の事です。

マレーシア出張

1・2月は本格的に物件を探すことや、採用、研修の準備などで大忙しで、マレーシアに毎週いるような状態でした。
その為シンガポールでの時間も短い分毎日が業務に追われあっという間に1週間、1か月が過ぎ去っていきました。
週1で欠かさずマレーシア出張でも出店場所や採用、研修所などが概ね固まり出したのが2月末ごろでした。

この頃にはその後今のようなコロナによって世界がパニックに陥るなんてこれっぽっちも感じていませんでした。
ただ1月最終週あたりにスタッフとコロナの話をし、各店舗気を付けるようにと、消毒液を買い足したことを鮮明に覚えています。

マレーシアの採用予定だったスタッフ達と契約を結ぶ予定を立てていたのが18日でした。
しかし、その直前にマレーシアが一足先にロックダウンを発表したのが3月16日の出来事でした。
これを期にマレーシア側の取組みは一旦ストップ。

そしてここからはシンガポール再度も合わせてコロナウイルスが本格的に猛威を振るい始めました。

世界未曽有のコロナ危機

マレーシアの出張がキャンセルになったものの、シンガポールも日々ルールが変更される事態となりました。
日本の緊急事態宣言より先に4月7日よりシンガポールはサーキットブレーカーと呼ばれる実質的ロックダウンとなりました。

その直前もセーフディスタンスが設けられて、お店のレギュレーションが変わったりと非常にバタバタしていました。
ただこの衝撃的な発表により、ビジネス的には本当にピンチに陥りました。

当初は1か月と予定されていたサーキットブレーカー。
しかし結果としては6月2日から段階的解除となり、実際にDr.ストレッチの営業が再開できたのは6月19日からでした。

この期間本当に毎日恐怖に駆られていました。
こんなことを予想してビジネスを行っている人はほとんどいないとおもいます。
僕たちもそうですが、基本的にビジネスは走り出したら止まることを想定して設計されていません。

その為このような急停止には非常に大きな代償が伴います。
営業が強制的に止められたからといって、止まらない支出は山ほどあります。
しかも助成金は基本的には後払いですので、まずは自分たち自己資金で支払をしなくてはなりません。

本当に毎日お金に追われる夢を見ました。
血尿も出ました。
5月末は本当に生きた心地がしませんでした。

こんな経験を、この年齢、海外という特殊な環境下で体験できた人はほとんどいないだろう。
絶対ここを乗り越えれば人生にとって大きな経験と財産となると毎日言い聞かせていました。
結果として、日本本社側のサポートを頂き、何とか6月の営業再開まで生き延びることができました。

そんな経験を乗り越えてからの営業は本当に感動の連続でした。
お客様が来てくださること、毎日スタッフとお店で会えること。
全てが感動でした。

そして有難いことにお店の状況はすぐに3月のころまでには回復、8月には過去最高の売上を出すことができました。
これも本当にたくさんのお客様が支えてくださったからです。
そして、この期間でもしっかりと準備をしてきてくれたスタッフ感謝です。

でもこの期間で会社として負ったダメージは非常に大きいです。
少しでも早く取り戻せるようにより一層頑張ります。
その第一歩が6号店のオープンでした。

ほんとうに死ぬかと思い、ただ働けることに感動したコロナという経験でした!!
もう二度と経験したくないけど、価値ある経験をさせて頂きました。

第5期の抱負

そしてオープンから迎えた今期の抱負を少しだけ。
今期は期末の月の変更を行うため10月から3月までという変則の期です。

まず前期の最後から急ピッチで準備をしてきた6号店を無事に10月5日にオープンすることができました。
非常に苦しい中ですが、スタッフ達にとっても僕にとっても、前への力を感じる会社としての1歩になったかと思います。

ただ想像以上にここでのダメージは大きかったです。
またこの期間時間があった分、様々な体制や仕組みにおける会社としての弱みにも気が付くいい期間となりました。
これらをほうっておいた状態で前に進み続けることは非常にリスクとなります。

そこで今まだ100人を超えない会社の内にしっかりと内部体制を整え、
多少右に左に大きく振り回しても揺れないような組織にしていく必要があると感じています。
(今回のコロナの一件で組織力の重要性を改めて感じました。)

そういった内部面を整えること、またお客様に触れる部分の改善を行いもっと利用しやすいお店へと変化させていくこと等を行う来期にしっかりと前に進める期間としたいです。
またお店の状態としては良いお店が多いこのタイミングでしっかりとビジョンを描き前に進んで行きます。

よく黒川社長からも伝えて頂いていますが、
「苦しい時、うまくいっていないときには変えない。良い時にだけ変化させる。」
まさに今は変化をさせるにはいいタイミングかなと思っています。

シンガポールのトップである僕の概念や描くビジョンが低かったり、不鮮明であると働くスタッフが迷子になってしまう。そうならない為にも今一度この期間はしっかりと描き、改めて子会社としての向かう方向性を明確にします。

今日は自分への記録も込めてここに記しました。
駄文すみません。
本当にたくさんの事があった1年でした。

40歳、50歳になって少しでも今日の事を笑いながら、若者に話ができるような人生を過ごしたいです。
その為にも今日1日1日を大切に過ごします。

いつもサポートして頂きありがとうございます。
どうぞこれからも宜しくお願い致します。

Tom

ABOUTこの記事をかいた人

元サッカーバカ。なんでか知らないけどめちゃくちゃ楽しい人生歩んでます。 僕の考え方や発言に対する賛成反対を含めどんな意見も受け付け中! フェイスブックもフォローよろしくお願いします。
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